累計販売数2億本以上を誇る傘ブランド、ウォーターフロントが最強の撥水傘「SAKASANANO」を発売した。従来は使い続けるうちに失われていた撥水性をテクノロジーと発想によって維持し、愛着をもって長く使える1本を実現した。

傘は“捨てる”から“育てる”へ
雨の日が多く、じめじめとした気候が続く今の季節。急な降水に備える傘は必需品だ。しかし使っていくうちに撥水性が失われることで乾きにくくなったり、雨漏りの原因になったりする。傘をたたむ際に手や衣服が濡れて憂鬱な気持ちになった経験は誰にでもあるだろう。
そんな人におすすめなのが、ウォーターフロントの「SAKASANANO」。ウォーターフロントは40年の歴史と累計販売数2億本以上を誇る日本屈指の傘ブランドだ。
近年、日本の降水環境は大きく変化しており、降水日数は減少したが降るときは激しいというのが特徴。一方でこれまで撥水加工に広く用いられてきた特定PFAS(有機フッ素化合物)が環境や人体への影響の観点から規制の対象になりつつある。そんな状況を傘ブランドならではの技術力と逆転的な発想で解決したのがSAKASANANOだ。
SAKASANANOの長く続く撥水力を実現するポイントは3つある。まず、東レの特許技術「NANODESIGN®(ナノデザイン)」を採用していること。繊維の太さや断面の形をナノレベルで自在にコントロールできる革新的な技術により、糸の表面形状や太さを最適化して組み合わせる。糸表面にできた微細な凹凸が水滴をコロコロと滑り落とすことで、撥水剤にのみ頼ることなく高い撥水性を実現しているのだ。

次に、逆さ構造を採用していること。撥水効果が失われる一因として、生地に汚れや手の油分が付着することがあげられる。そこでSAKASANANOは傘を閉じた際に濡れた面が内側になるように設計。生地に手が触れにくいだけでなく、衣服を濡らさず周りに雨水が飛びにくいのも嬉しい。また畳んだ状態で自立するため、置き場所にも困らないのもポイントだ。
さらに、生地交換が可能なこと。ずっと使い続けて撥水性能が低下してしまった際には、今後発売予定の生地を使うことで簡単に張り替えが可能だ。日本では年間約8000万本の傘が廃棄され、その多くがリサイクルされずに処分されている。まだ使える骨組みを活かし、生地のみを交換するという発想は、サステナブルであるだけでなく、革製品や家具のように傘を育てる楽しみを生む。メンテナンスすることで、自分だけの傘になっていき愛着も沸くだろう。

SAKASANANOのデザインを手がけたのは、プロダクトデザイナーの角田陽太氏。無印良品のプロダクトデザインを経てグッドデザイン賞を受賞した経歴をもつ角田氏によるデザインは、無駄を削ぎ落としモノとしての機能性を打ち出したミニマルさが特徴。ブラックの長傘1本のみで、どんな場面にも合う高級感あふれる仕上がりだ。
長く続く撥水性を実現する過程で、環境への配慮や使う人の利便性も叶えた本製品。逆さ構造にみられる発想の転換と、それを支えるたしかな技術力はまさに日本的なモノづくりの真骨頂だ。自分だけの傘として育てていく楽しみも味わえる、新時代の傘といえるだろう。
問い合わせ
ウォーターフロント https://www.water-front.co.jp/sakasanano/






