連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」。第37回は、古きよきアメリカを体現する「グラッドハンド」。

雄々しく飾るのもまたゴールドジュエリーの役割
ゴールドと聞くと豪華な印象がまず思い浮かぶだろう。しかしながら、男らしさを加速させてくれる存在でもあるのだ。それを示してくれたのが「グラッドハンド」。50’sを思わせるUSヴィンテージを現代に落としこみ、ウェアはもとより靴やハット、アイウェアなど、そのラインナップは多岐にわたる。そしてそのひとつひとつにモノ作りへの強いこだわりが宿っているのだ。
こちらのゴールドアクセサリーもまさに。ゴールドを42%含有した10Kゴールドは、耐久性に優れたタフさが特徴。淡いイエローゴールドが適度に品良く見せ、華奢な喜平チェーンやブランドロゴを配したプレートもやりすぎな感はなく、マッシブさのなかに大人らしさを覗かせてくれる。さり気なくエレガンスを滲ませる絶妙なバランス感覚は流石。

男のステータスは手元に宿る
ビジネスにおいてもプライベートにおいても、意外にも見られているのが手元。爪や肌はもとより、所作にも品格や色気が宿るということだ。時計やジュエリーは、そんな手元にステータスや趣味嗜好を加える手段のひとつ。つまり、手元をどんなアイテムで飾るかが、肝要。
マッシブな男らしさを示すなら、IDブレスやシグネットリングが役立ってくれる。古くから紳士の嗜みとされていたシグネットリングは、ブランドロゴと月桂樹を刻印し、サイドにまで装飾が施されたアルチザンな逸品。リングと同じ10Kゴールドを使用したIDブレスレットも相まって、男らしさと繊細さを両立した感度の高い大人をアピールしてくれる。見られているなら、いっそ視線を集める。ジュエリーで差をつけ、大人の貫禄を宿らせてみてはいかがだろうか。

■連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。ジュエリーを身につける理由は、実にさまざまだ。だが、そのどれもがアイデンティティの表明であり、身につけた日々は、つまり人生の足跡。そんな価値あるジュエリーを紹介する。