連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」。第35回は、他にはないエレガンスが漂うカラッチ。

己のクラス感を示す、ジュエリーの真意を地で行く孤高のブランド
元来、高貴な装飾品であったジュエリーは、今や誰もが身につけられるものに。それに伴い人気を博すアイテムには、アイコニックなモチーフやロゴが増えた。そんな昨今に一石を投じたのが、カラッチだ。ラグジュアリーブランドのジュエリーを手がけてきたデザイナーは、唯一無二のジュエリーを展開する。
18Kホワイトゴールドをベースにした一点モノのチョーカー。ひときわ目を引く宝石は30カラットのレッドトルマリンだ。希少なピンクサファイアを贅沢に使い炎の揺らぎを表現。首元で他にはない極上のエレガンスを演出する。

コレクションアイテムとして展開するネックレスとリングは、カスケード(小滝)がモチーフ。指や首元の形に沿うように作られ、人間工学に基づいた立体感が魅力だ。ロゴではなくデザインの洗練さで魅せるモノ作りは、ジュエリーの本来あるべき“身につける人の品格を上げ自由に飾る”姿を誇示する。

問い合わせ
カラッチ 銀座サロン TEL:03-3538-2230
■連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。ジュエリーを身につける理由は、実にさまざまだ。だが、そのどれもがアイデンティティの表明であり、身につけた日々は、つまり人生の足跡。そんな価値あるジュエリーを紹介する。