雨の日の足元で筆頭に挙がる長靴やアウトドア用ブーツは、防水性は高くとも場所や服装を選ぶ。その点、幅広いシーンと装いに対応する耐水性能を備えたスニーカーはまさに最強の雨靴だ。【2023夏の最上級ギア#15】ノンネイティブ(nonnative)×ミズノのスニーカー。
ヴィンテージカーキのワントーンがカッコいい
都会で過ごす雨の休日。足元はレインブーツにすれば濡れることはないが、訪れる場所によってはどうしても浮いて見える。全天候型のアウトドア用ブーツも同様であり、意外にも悩ましい問題なのだ。
その解決策のひとつが耐水性に優れたスニーカーであり、カジュアルブランドのノンネイティブとスポーツメーカーのミズノが共同開発した1足なら申し分ないだろう。
高い防水性と透湿性を併せ持つゴアテックス素材を採用しつつ、ニット素材の革新的なアッパーを組み合わせることで、靴紐のない着脱容易なウォータープルーフシューズを実現。
さらにヴィンテージカーキのワントーンにすることで、都会でも上品かつ大人らしく足元を引き締めてくれる。
雨の街を闊歩する革新的技術とデザイン
ミズノのハイパフォーマンスなトレイルランニングシューズ「ウェーブ ムジン TL」をベースに、ノンネイティブの革新的コンセプトを融合。
約4年の開発期間を経て、足首からフィットするニット素材をベースとした画期的デザインが完成した。
ノンネイティブ、ミズノ、ゴアテックス、そしてグリップ性に優れたソールのミシュランという、4社の協力によって完成した本作。
靴紐で締められないため、防水性を高めるのが難しい構造だが、リブ状のニットを足首にフィットさせることで解決。
ゴアテックス社の基準を満たす高い防水性と着脱の容易さを併せ持つ、これまでにないエポックな1足である。