高いオフロード性能を誇るメルセデス・ベンツAMGの高級SUV「Gクラス」から、特別仕様車となる「Mercedes-AMG G 63 Offroad Pro Edition (ISG)」が発売された。

オフロード性能を引き立てる豪華装備
“ゲレンデ”の愛称で知られる、メルセデス・ベンツのGクラス。愛称の由来となった、ドイツ語の正式名称「ゲレンデヴァーゲン」は、ドイツ語の「ゲレンデ(地形、オフロード)」と「ヴァーゲン(車)」を合わせた、そのものずばりオフローダーを意味する。
1979年に登場した初代モデルは、NATO軍が採用していた軍用車両を民間向けにアレンジしたもの。
その後マイナーチェンジや改良を重ねつつも、45年以上にわたりアイコニックなボックス型の無骨なデザインを貫き、軍用由来の圧倒的なオフロード性能とラグジュアリーなデザインを兼ね備えた唯一無二の高級SUVとして愛され続けている。
新たに発表された「Mercedes-AMG G 63 Offroad Pro Edition (ISG)」は、2024年に登場した「Mercedes‑AMG G 63 (ISG)」をベースに、日本仕様のG 63では初となる「AMG Offroad Package PRO」を採用した限定モデルだ。
特に目を引くのが、特別なルーフラゲッジとスペアタイヤホルダー。
シックなブラックのルーフラゲッジには、リアパネルへと伸びる同色のラダーを装備。リアゲートに備え付けられたスペアタイヤは中央部分のみをホールドする特別なタイヤホルダーによって固定されている(通常モデルはタイヤ全体を覆う形で設置)。
いずれもオフローダーとしてのGクラスのキャラクターを際立たせる装飾となっており、本体色もマットな色調の「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」と「MANUFAKTUR プラチナムマグノ」の2種類を展開する。
ホイールはマットブラック仕上げの5ツインスポークホイールとリムフランジにハイシーン加工を施した、本モデル限定となる「20インチAMGアルミホイール」を装備。
フロント・リアのスリーポインテッドスターを含む各所がブラックとなる「AMG エクステリアナイトパッケージ Ⅱ」に加え、ランニングボード、ブレーキキャリパーに至るまで黒色で統一され、高級感が増しているのも本モデルの特徴。
内装も限定モデルに相応しい豪華な仕上げとなっており、ボディカラーにマッチする2色のナッパレザーシートを採用した。
本体色「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」にはベージュとブラックのコントラストが印象的な「MANUFAKTUR カタラーナベージュ/ブラック」、本体色「MANUFAKTUR プラチナムマグノ」には統一感のあるダークカラーの「MANUFAKTUR チタニウムグレー/ブラック」がそれぞれ組み合わせられている。
さらに「MANUFAKTUR オープンポアブラックアッシュウッド インテリアトリム」と、ラゲッジスペースの床面がウッド張りとなる「MANUFAKTUR チェリーウッドラゲッジフロア」を装備したことで、内装の随所に木の質感を感じる仕上げに。ワイルドな外装とのコントラストが効いた、優雅なインテリアとなっているのが見逃せないポイントだ。
ISGと48V電気システムを組み合わせた電動化による、0-100km/hをわずか4.4秒(欧州参考値)で加速する圧巻の走行性能はいわずもがな。
本モデルは全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文を受付中。
150台限定かつ人気の車種だけあって、早期の完売は必至。最上のオフロード体験ができるその魅力をぜひチェックしてみてほしい。
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