ポルシェ・イタリアは、今年2025年で創立40周年を迎えた。その節目を記念し、フェラガモとコラボレーションした特別仕様の「911 カレラ 4 GTS」と「タイカン 4S」が登場。

イタリア限定特別モデル「911 カレラ 4 GTS」「タイカン 4S」
ポルシェ・イタリア40周年を記念して特別仕様で登場するのは、「911 カレラ 4 GTS」と「タイカン 4S」の2モデル。いずれもイタリア市場限定で展開され、ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥーアによって細部までこだわり抜かれている。
今回のコラボのキーワードは「夢」。
“夢の靴職人”と称されたサルヴァトーレ・フェラガモ、そして初のスポーツカー「356 “No.1” ロードスター」を手がけたフェリー・ポルシェ。両者に共通するのは、「夢をかたちにする」という信念だ。
幻想的なブルー“ブルソーニョ”を纏った唯一無二のエクステリア&インテリア
このコラボレーションを象徴するのが、「ブルソーニョ(Blusogno)」と呼ばれる特別カラー。フェラガモのウェアやアイコンバッグ「Hug」にも使われるこのブルーは、日差しの下ではほのかに紫を帯び、まるで夢の中にいるような幻想的な色味を放つ。
車体には空力をイメージした白いラインが施され、エレガントさと躍動感を両立。インテリアには、白のレザーパイピングが映えるシート、同色で彩られたステアリングやコンソールに加え、パルダオ木材とのコントラストも美しい。まさに“芸術品のような空間”が完成している。
ブルソーニョカラーのホイールには、手描きの白いライン。中央にはフェラガモのシグネチャーレッドを取り入れたポルシェのエンブレムが輝く。専用カーシートカバーには、ポルシェのエンブレムと白い「FERRAGAMO」ロゴが配され、細部にまでこだわりが息づいている。
ポルシェとフェラガモが追求した「夢をかたちに」
この夢のプロジェクトに込められた想いは、両社のトップの言葉にも表れている。
サルヴァトーレ フェラガモ S.p.A 会長のレオナルド・フェラガモは、「ポルシェはすでに完璧。だからこそ“変えすぎない”ことを大切にした」と語る。
一方、ポルシェ・イタリアCEOのピエトロ・イノチェンティは、「この協業は、真に本物でありながら、未来へと続く特別な体験である」とその意義を述べている。
ファッションとモビリティ。分野は異なれど、美意識とクラフツマンシップに共鳴し合う両ブランドが生み出した、唯一無二のコラボレーション。細部に宿る「夢のかたち」を、ぜひその目で確かめてほしい。
問い合わせ
フェラガモ/フェラガモ・ジャパン TEL:0120-202-170