ミニマル化が進み、鞄を持ち歩かないという人も少なくない昨今。特にクルマ移動を主とするならなおさら。今や鞄は自身を飾るアクセサリーのひとつと言ってもいいほどだ。となれば、1点投入で格を上げ、華やいでくれる名品を持っておきたい。今回紹介するのは、シティバッグ×カブリオレ。【特集 靴と鞄】

1.プラダ
街乗りで目を引くカブリオレ。助手席に置くべき鞄も、存在感があって高級感あるデザインでありたい。クラス感をさらに引き立ててくれるはず。
都会派な洗練さと男らしさを兼ね備えた鞄は、ヴィンテージ加工を施したナッパレザーを採用。レザーでレイヤードした強印象な装いにも負けない、抜群の風格を醸す。

CAR ▶︎ ポルシェ 911 カレラ カブリオレ
ポルシェのスポーツカーを象徴する911の新型カブリオレ。心震えるダイナミックなエンジン音と走りに快感を禁じ得ない。全長4,542mm×全幅1,852mm×全高1,297mm、ホイールベース2,450mm、車重1,675kg、パワートレイン3.0L 水平対向6 DOHC 24バルブターボ、システム最高出力394ps/7,500rpm、システム最大トルク450Nm/1,950-5,000rpm。
2.サンローラン
わかる人にはひと目でそれとわかる、象徴的なY字が目を引くトート。きめの細かいグレインレザーを採用し、ライニングには共生地のスエードを採用。アクセスしやすく、室内にはジップポケットを備えている。

3.フェラガモ
地厚でハリのあるカーフレザーを採用。サイドが折りこまれた星のような独特のフォルムが、唯一無二の存在感を放つ。フロントに小さく箔押しロゴをあしらい、ミニマルな佇まいも実に上品。ショルダーストラップが付属する2WAY仕様で、実用性も十分。

4.ロエベ
アイコンバッグのパズルシリーズのトート。立体構造にシャイニーカーフが相まって、インパクト抜群。裏地をつけない軽量なデザインで、折り目に合わせて畳むことでフラットになるので、旅先のセカンドバッグにもなってくれる。

5.ロロ・ピアーナ
くたっとした雰囲気が柔和な印象を添えるビッグトート。しなやかなカーフレザーの1枚革で、底面とハンドルはダブルレザーとタフな仕様に。内部はシンプルながらも、インナーポーチが付属し、細かな小物の収納に役立ってくれる。

この記事はGOETHE 2025年3月号「総力特集:自分らしくいる、靴と鞄」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら