ただ高ければいいというワケではない。最上級と呼ばれるものには、それ相応の理由がある。ゲーテが選んだベスト・オブ・ベスト最上級コレクション。今回はフェラーリのスーパーカー。【特集 最上級主義2024】
公道を走る夢のマシン
総出力はなんと1030馬力! プロダクションモデルのパフォーマンスを新たな極限へと押し上げた特別限定バージョンだ。ごく一部の顧客のなかから選ばれた少数のみが体験できるレーストラック“XXプログラム”のコンセプトを融合した、初の公道走行可能なXXモデルである。
このマシンの素晴らしさを多くのフェラリスティと共有したいのだが、ドライブした際の感覚は知性を情熱で包んだ、まさに“Ultimate Machine(究極のマシン)”ということ。
決して無味乾燥なスピードランナーではなくドライバーはこのマシンと知的に対話可能。人を寄せつけないどころか、極めて冷静かつ理性を失わずに、1030馬力と向き合うことができる。
史上最速の跳ね馬と謳いながら決して荒馬ではなく、やはり、これはサラブレッド。日常の中に極限の高性能がもたらす非日常の世界。夢の手綱を握れるのは799名のみだ。
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フェラーリ・ジャパン https://www.ferrari.com/ja-JP
この記事はGOETHE 2024年2月号「総力特集:最上級主義 2024」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら ▶︎▶︎特集のみ購入(¥499)はこちら