カスタムバイクの世界で一世を風靡した、クワイ華のアート空間が恵比寿に誕生

2025年5月、東京・恵比寿に、新たなラグジュアリーのスタイルを提案する「SYMPANIST UNDULATION BOUTIQUE（シンパニストアンデュレーションブティック）」がグランドオープン。

「SYMPANIST UNDULATION BOUTIQUE」の店内ディスプレイ

孤高のアートと出会える場

現代アート「UNDULATION（アンデュレーション）」を核に据え、感性を揺さぶる豊かな暮らしを提案するブティックは、現代を生きるエグゼクティブの琴線に触れる存在となる。

「UNDULATION」は、カスタムバイクの世界で一世を風靡したクワイ華氏が、その卓越した金属加工の知識と技術をアートへと昇華させた唯一無二の作品群だ。彼が描く渦巻き模様は、ハーレーダビッドソンのカスタムで培われた特殊な技術を駆使し、35回以上塗り重ねた塗料を工業用機械で削りだすことで生まれる、深遠な色の階層と有機的な表現が特徴である。

特に注目すべきは、通常はロボットでしか扱えないナノサイズの銀色塗料を、8年もの試行錯誤の末に、手作業で操るという常識破りの技法。この類まれなる技術が作品に強烈な個性を与え、観る者を圧倒するのだ。

「SYMPANIST UNDULATION BOUTIQUE」が目指すのは、「UNDULATION」の作品を単なる“壁を飾るもの”として提示するのではなく、日々の生活に静かな波紋を起こし、感性に触れ、心を揺さぶる存在として体感してもらうこと。もちろん、その場で購入することもできる。クワイ氏による「UNDULATION」を核にした作品が、空間に深みと物語を与え、住まう人、訪れる人の感性に働きかける。