美食を探求する四兄弟・秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2026」。メニューを眺め、あれこれ悩む時間もレストランの醍醐味。自由に食べたいものを食べる「アラカルト主義」から、今回は東京・学芸大学の「ゆぎょん」を紹介する。

秋元「野菜たっぷりの韓国料理に癒やしと元気をもらえます」
韓国の家庭料理には“食べるものはすべて薬になる”という考えが息づいている。地域によって多用される食材や好まれる味つけなどは異なるが、そうした視点で韓国の家庭料理を味わえる店は、東京にはそう多くはない。済州島出身の女性店主がつくる料理は癒やしの味だ。
秋元 もともと韓国料理が大好きでよく行きますが、学芸大学の『ゆぎょん』に出合って、家庭料理というのは、どの国や地域のものでも、心が和むものなのだなと改めて感じました。店主の鄭裕暻(テイ ユギョン)氏は済州島ご出身で、日本人の旦那さんの後押しもあって自分が生まれ育った郷土の味を出すお店を始めたそうです。
小山 済州の家庭料理、とても魅力的です。海鮮や豚を使った料理が多いですか?
秋元 はい。メニューは多くないけれど、すべて優しい味わいでほっとします。桜エビと春菊のジョン(チヂミ)とか、ポッサムも好きです。済州ではカタクチイワシとニラと醤油を合わせたタレで食べるのが定番みたい。
小山 あまり意識したことがなかったのですが、そうした地域性があるのは面白いですね。
秋元 旦那さんが打った蕎麦でつくる韓国まぜそばも絶品。これ、めちゃくちゃハマります。
ゆぎょん/Yugyong
カウンターのみの空間には韓国で“ヘバラギ”と呼ばれ、幸せを呼び込むとされるヒマワリの絵が。店主の鄭さんの人柄に惹かれて訪れる常連も多い。手打ちそばを韓国風に仕上げた麺はランチのみ提供。
住所:東京都目黒区中央町2-40-11
TEL:090-9806-3435
営業時間:18:30〜24:00(水・土曜限定ランチは12:00〜売り切れ次第終了)
定休日:月曜、第1・3日曜
座席数:カウンター8席
料金:本日のナムル¥650ほか
Instagram:@yugyong_gohongi
この記事はGOETHE 2026年10月号「総力特集:レストランなくして人生なし ゲーテイスト2026」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら





