いつかは飲んでみたいプレミアムなSAKEと、ストーリーがある変わり種のSAKEをSAKEに精通する専門家たちがセレクト。じっくり語りたい夜に選ぶべきボトルを紹介する。変わり種編。【特集 弩級のSAKE】

1.春雨 18年
黒糖のような甘かやなニュアンスとヘーゼルナッツのアロマ
1946年創業の沖縄の宮里酒造所が造る泡盛。「18年の古酒は、重厚なのに透明感があり、古酒ならではの黒糖やカラメルのような甘やかなニュアンスとヘーゼルナッツのアロマ。透明感×余韻の長さ×熟成香×絹のような質感が特徴です」(大越氏)

2.浄酎 -JOCHU White-
特許技術で生まれた新ジャンルの酒
日本酒を原料とし、特許技術の「低温浄溜」によって生まれたスピリッツ。「日本酒が持つ香り・旨味を”濃縮して純化”したような味わいを楽しめるのが魅力。飲まれることのなかった日本酒も原料になり、ロス削減にもつながっています」(大越氏)

3.スカーレット カスクマリッジ
日本的解釈によるクラフトアマーロ
ジャパニーズウイスキーのカスクで熟成させた原酒を使用し、20種類以上のボタニカルを用いたリキュール。薬草の配合は毎年変わる。「海外の薬草酒に比べ砂糖がやや控えめ。日本独自の薬草も用いているため風味はオリジナリティに溢れ、とても豊かです」(大越氏)

4.KOKUTO DE LEQUIO
沖縄の泡盛と黒糖から生まれた硬派なリキュール
バーテンダー後閑信吾氏のSG Group、そして瑞穂酒造とOneSpiritの共同開発。泡盛をベースに風味の異なる2種の黒糖と黒糖で造るラムをブレンド。「香料などを使わず、泡盛、黒糖、ラムのみで造られているピュアで深みのある風味が印象的」(大越氏)

※価格はすべて編集部調べ
Selected by

ワインテイスター・ソムリエ 大越基裕
1976年北海道生まれ。国際ソムリエ協会認定ソムリエディプロマ。WSET認定Sake Level 3エデュケーター。銀座レカンのシェフソムリエとして活躍したのち独立。日本酒や焼酎にも造詣が深く和食以外のレストランで提案したパイオニア。
この記事はGOETHE 2026年2月号「総力特集:その一滴が人生を豊かにする、弩級のSAKE」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

