いつかは飲んでみたいプレミアムなSAKEと、ストーリーがある変わり種のSAKEをSAKEに精通する専門家たちがセレクト。じっくり語りたい夜に選ぶべきボトルを紹介する。ウイスキー編。【特集 弩級のSAKE】

1.「白鳥の湖」の世界をブレンドで表現
清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー
山梨県・清里で毎年夏に行われている日本唯一の長期野外クラシックバレエの35回公演記念ボトル。「白鳥の湖」の物語の二面性をテーマにブレンド。「スパニッシュオーク樽のオロロソシェリー樽熟成14年ものの秩父の原酒がブレンド、素晴らしい味わいです」(土屋氏)

2.グレンモーレンジィ スパイス
世界中のスパイスにインスパイアされた1本
グレンモーレンジィ最高蒸留・製造責任者ビル・ラムズデン博士が、世界各地で訪れたスパイスの名所からインスパイアされたシングルモルトウイスキー。「モロッコ産赤ワイン樽、ペドロヒメネス・シェリー樽など4種の樽で熟成した、複雑で奥行きのある味」(児島氏)

3.ルードモア 2011 12年 for 横浜フェス2025
釣り好きも歓喜する「グラバー魚譜」ラベル
ラベルはグラバー邸のトーマス・グラバーの息子で水産学者の倉場富三郎氏による魚類図譜、通称「グラバー魚譜」。「グレンタレット蒸留所が造るスモーキーなタイプのウイスキー。ノンピートのグレンタレットとは対照的な力強いピート香が楽しめます」(土屋氏)

※価格はすべて編集部調べ
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ウイスキー文化研究所 土屋守
1954年新潟県生まれ。ウイスキー評論家。2001年会員制のウイスキー文化普及団体「ウイスキー文化研究所」設立。2014年のNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』では、ウイスキー考証として監修を務めた。著書に『竹鶴政孝とウイスキー』など。

お酒ライター 児島麻理子
出版社、洋酒会社勤務を経て、酒にまつわる執筆やプロデュースを行い、酒の魅力を発信し続ける。2025年には酒に特化したPR会社TOASTを立ち上げた。年間に訪れる新規バーは100軒以上。世界中の蒸留所も巡っている。
この記事はGOETHE 2026年2月号「総力特集:その一滴が人生を豊かにする、弩級のSAKE」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

