「栃木では素晴らしい野菜が手に入る」ザ・リッツ・カールトン日光のレストラン「レークハウス」でメニューの監修をする小林寛司シェフはそう話す。

栃木の食材で小林寛司が多彩に彩る、春の新メニュー
小林氏の拠点は和歌山県岩出市。「Asia’s 50 Best Restaurants 2024」では35位にランクインした1日1組限定のガーデンガストロノミー「villa aida」でオーナーシェフを務めつつ、隣接する畑で約300種の野菜やハーブを育てている。その食材への見識をベースに繰りだされる料理は、国内外の美食家を魅了している。
「レークハウスでは2025年3月から春の新メニュー『花風春冷 風土を感じる 春の息吹き』と表されたディナーコース『Season』を提供していきます」
シェフは海老原ファーム(下野市)や日光あおぞら農園などと信頼関係を築き、かなり細かい注文をして、食材を仕入れているそうだ。料理に合わせるワインはイタリアや日本の自然派ワインがメイン。
ザ・リッツ・カールトン日光に足を運べば、“野菜の魔術師”による心躍るメニューが堪能できる。春のドライブがてら訪問したい。