今飲むべきは、ホテルBARの和カクテル。今回は、マンダリン オリエンタル 東京の「MANDARIN BAR(マンダリンバー)」を紹介する。【特集 ニッポンのSAKE】
日本橋から始まる東海道の旅に酔いしれる
歴史と文化の町、日本橋にあることからモダンジャパニーズを表現してきたマンダリン オリエンタル 東京。37階に位置する「マンダリンバー」では、地元の老舗企業の素材を使ったカクテルや、日本橋の文化を紐解くカクテルを展開してきた。
伝統への敬意を払い日本橋らしいテイストにこだわる一杯が、海外ゲストを含め、多くのバーファンを魅了している。
日本橋から発信するストーリーを考えるなかで2年前に始めたのが、五街道の起点がある日本橋から京都まで続く、東海道に着想を得た東海道五十三次のカクテルプロモーションだ。
「日本らしさを象徴するものでもありますし、日本橋発信で行う意味があるものだと思い、展開を始めました。箱根をテーマに、森に住むメジロをイメージした『箱根ワーブリング』など評判がよかったものは定番化しています」とヘッドバーテンダーの小田健吾氏。
プロモーションの締めくくりとなる第6弾は、2023年11月から展開する三重から京都の宿場町を描く4つのカクテルだ。里芋焼酎のカクテルやジャパニーズウイスキーと抹茶を使用するものなど、幅広い味わいが揃う。
日本橋から始まる京都までの旅を楽しみたい。
この記事はGOETHE 2024年1月号「総力特集: ニッポンのSAKE」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら ▶︎▶︎特集のみ購入(¥499)はこちら