今飲むべきは、ホテルBARの和カクテル。今回は、ブルガリ ホテル 東京の「BVLGARI BAR(ブルガリ バー)」を紹介する。【特集 ニッポンのSAKE】
日本とイタリア、伝統とモダンが共存
皇居の緑や東京の街並みを一望するロケーションに立つブルガリ ホテル 東京。最上階に位置する「ブルガリ バー」は地中海風の庭園があるテラス席のほか、楽園をイメージに制作されたモザイクタイルのバックバーがあり、イタリアらしい明るさに満ちた空間だ。
「ブルガリ バー」のシグネチャーカクテルがテーマとするのは、日本とイタリアのアートとクラフトマンシップが融合するふたつの国の土地を巡る旅。
カクテルにはイタリアのスピリッツやリキュールに、日本酒や焼酎など日本のお酒をかけ合わせる。どぶろくとブランデーにピスタチオ、日本酒とトリュフを漬けたジャパニーズジンにトマトやローズマリーなど、その組み合わせは斬新ながら、味わいは美しく調和する。
日本の素材へ強い関心を持ち、カクテルのディレクションを行うのが、バー マネージャーのアンドレア・ミナレッリ氏だ。
「日本の酒蔵や生産地を訪れることが好きで、この前も沖縄で泡盛の蒸留所を訪れました。旅での出合いがカクテルのクリエーションにつながりますね」
伝統とモダン、日本とイタリアが共鳴する「ブルガリ バー」のクリエーションにこれからも期待したい。
この記事はGOETHE 2024年1月号「総力特集: ニッポンのSAKE」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら ▶︎▶︎特集のみ購入(¥499)はこちら