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GOURMET

2023.08.03

La Brasserie|帝国ホテルの伝統料理をカジュアルに楽しめるブラスリー

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。食の悦びを教えてくれた原点を紹介する。今回は東京・日比谷の「La Brasserie(ラ ブラスリー)」。

「La Brasserie」のシャリアピンステーキ
ロシア人オペラ歌手フョードル・シャリアピン氏のためにシェフが考案した「シャリアピンステーキ」¥5,900。玉葱に漬けこんだ牛ランプの柔らかさが特徴。

小山薫堂「上質なサービスやクラシックな佇まいもいい」

クラシックな店内でカジュアルに料理とワインを楽しめる。帝国ホテルの伝統的料理が人気。

小山 なぜ『ラ ブラスリー』に行ったかというと、きっかけは熊本県人吉市でふらっと入った居酒屋『THE 和慶』で帝国ホテル発祥の「シャリアピンステーキ」を食べたからなんです。メニューをよく見たら「帝国ホテルのシャリアピンステーキ(食べたことないので妄想で作ってます)」って書いてあって、食べてみたらすごく美味しい。

それでお店の人に「美味しかったです。シャリアピンステーキ、久しぶりに食べたなぁ」と言ったら、「お客さん帝国ホテル行ったことあるんですか!」って驚かれて。「いやぁ、最近行っていなかったけど、行きたくなりました」と言って、それで実際にうかがったら、やっぱり美味しかったんですよ。

巷のビストロとは違って、帝国ホテルなのでサービスのクオリティも高い。スープはブイヨンのとり方がしっかりしていて、メインの「シャリアピンステーキ」も改めて美味しいなと思いました。

「La Brasserie」のコンソメスープ
3日がかりで作られる「伝統のダブルビーフコンソメスープ」は芳醇な味わい。帝国ホテル伝統のフルコース(¥15,000)とアラカルト(¥2,700)で楽しめる。
「La Brasserie」のガーデンサラダ
千葉県・布施農園の規格外の野菜を活かした選べるランチコースの前菜「ガーデンサラダ」。

秋元 薫ちゃんらしいエピソードだなぁ。

中田 それは人吉に報告に行かなきゃダメですね。

「La Brasserie」の鎌田シェフ
伝統の味を継承する鎌田英基シェフ。
「La Brasserie」の店内
クラシックな店内。

La Brasserie/ラ ブラスリー
帝国ホテルが誇る伝統のブラスリー。

住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京タワー館B1
TEL:03-3539-8073
営業時間:11:30~L.O.14:00、17:00~L.O.21:00、日曜・祝日11:30~L.O.20:00(ランチ~L.O.15:00)
定休日:月曜(月曜が祝日の際は翌火曜休)
座席数:74席
料金:ランチコース¥4,800~、ディナーコース¥12,000~

【特集 ゲーテイスト2023】

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=田村浩章

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