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2023.07.22

Wolfgang’s Steakhouse Teppan|秋元康が通い詰める、極上ステーキハウス

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。五感を刺激する、衝撃の新店を紹介する。今回は東京・銀座の「Wolfgang’s Steakhouse Teppan(ウルフギャング・ステーキハウス テッパン)」。

「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」のプライムT-BONEステーキ
「プライムT-BONEステーキ」¥26,400。鉄板焼きのほか、高温のオーブンで焼き上げるスタイルでも提供。

秋元康「鉄板とアメリカンステーキの融合に心が華やぎます」

日本にアメリカのステーキ文化を根づかせた『ウルフギャング・ステーキハウス』の新業態が、2022年12月に銀座にオープン。アメリカ農務省認定のプライムグレードのを熟練の職人が焼き上げる“鉄板焼きスタイルのステーキハウス”で、見て眼福、食べて至福なひと時を味わえる。

秋元 僕ら世代のご馳走といえば、ハズせないのがやっぱりステーキ。ニューヨークに住んでいた時からお世話になっている『ウルフギャング・ステーキハウス』が世界初の鉄板焼き業態を出すというのでうかがってみたら、空間もサービスも本当に素晴らしくて、ステーキも間違いなく美味しい。オープン以来、多い時は週に2回ペースで通わせていただいています。

「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」の鉄板カウンター
鉄板カウンターで職人の技を堪能できるプライベートルームをはじめ、全5室の個室を完備。ゴージャスな雰囲気に気分が高まる。

見城 すごいヘビーユーザーだね。いわゆる昔ながらの日本の鉄板焼きは好きだけれど、和牛は肉のサシに疲れてしまう時もあるから、赤身の肉を鉄板焼きで、という発想は面白いよね。

秋元 そうなんです。鉄板を備えた個室はモダンな雰囲気もあって、会食にもぴったり。

小山 アメリカンステーキってT-ボーンとか塊の肉を高温で皿ごと焼き上げるイメージがあるんですけれど、ここは鉄板だけで仕上げるんですね。

秋元 熱の入れ方が違うから、同じプライムグレードの牛肉でも違った魅力がありますね。香ばしくてジューシィというよりも鉄板の場合は、ふっくらとしていて肉の旨みをより濃密に感じる。ここはアメリカンビーフだけじゃなくて日本のあか牛も扱っているから、食べ比べができるのも贅沢です。

「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」の最上級〝プライムグレード〞の牛肉
米国農務省が最上級“プライムグレード”に認定した牛肉を長期乾燥熟成させることで、旨みがより濃く深く。

僕が必ず注文するのはトマトやレタスも鉄板で焼く「ウルフギャングサラダ」と「ロブスタービスク」。ステーキの前に活ロブスターを1ポンド焼いてもらうこともある。「ロブスタービスク」は、みんな「こんなスープ初めて!」と驚く。旨みが濃縮されていて、目眩がするほど美味しい。そして、そのあと、鉄板で焼いた赤身のお肉をいただくわけです。

「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」のサラダ
「ウルフギャングサラダ“オニオン、トマト、パプリカ、インゲン、ベーコンと海老のサラダ”」¥3,850。野菜も鉄板で火を入れてその場で盛りつける。
「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」のロブスタービスク
オマール海老を殻ごと濾した濃厚スープ「ロブスタービスク」¥3,960(写真はハーフサイズ)。

見城 最高の秋元コースだね。

秋元 ステーキは永遠のご馳走。いちファンとして、ずっと通わせていただきたいと思います。

「ウルフギャング・ステーキハウス テッパン」の店内
「禅–Zen-」をテーマに和の要素を取り入れた空間。

Wolfgang’s Steakhouse Teppan/ウルフギャング・ステーキハウス テッパン
世界展開を視野に入れた新ブランドとして、2022年末にオープン。看板メニューを少しずつ楽しめるCHEF’S TABLEコース(¥24,200~)の提供も。各国のワインはもちろん、入手困難な日本酒も揃える。

住所:東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ7F
TEL:03-6263-0161
営業時間:11:30~L. O. 22:30
定休日:無休
座席数:76席、個室5室(2~8名)

【特集 ゲーテイスト2023】

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=菊池陽一郎

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