GOURMET

2023.07.29

LE PONT DE CIEL|50周年を機に生まれ変わった、大阪の名門フレンチ

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。五感を刺激する、衝撃の新店を紹介する。今回は大阪・淀屋橋の「LE PONT DE CIEL(ルポンドシエル)」。

「LE PONT DE CIEL」のカウンター
薪窯の温かい炎を眺めながら楽しめるライヴ感たっぷりのカウンターキッチン。

小山薫堂「カウンター主体の薪火フレンチ。空間も素晴らしい」

1973年、大阪大林ビル(現北浜NEXUビル)に開業したフレンチ。創業50周年の2023年、移転リニューアルした。新店舗は橋をイメージした隠れ家的空間。フランス語で「天架ける橋」を意味する店名は、「寛ぎの時間と美食を結ぶ文化の架け橋でありたい」という思いから。

小山 オーナーが大林組のフレンチです。創業50周年を迎えた今年、大林組の社屋の引っ越しが重なったので、そのビルの地下に移してリニューアルしたいという話があって僕がプロデュースしました。ずっとミシュラン一つ星のグランメゾンだったんですが、これを変えてほしいと言われてカウンターメインの薪火のフレンチにしたんです。料理は今までと同じシェフがちょっと軽快なフレンチを少しずつ出すようなイメージで、一品一品がきちんと美味しいです。コースの〆はリゾットで、季節に応じて具を変えながら出してくれるんですけど、それがまた美味しいんですよ。

「LE PONT DE CIEL」のポテトのチュイル
長崎佐世保産の的鯛にインカの目覚めのポテトのチュイル、スイスチャード、ザボンから作った苦味のあるソースを添えて。
「LE PONT DE CIEL」の子羊のロースト
フランス産仔羊の骨つき背肉を薪でじっくりローストした人気の一品。
「LE PONT DE CIEL」のタルトタタン
「タルトタタン、青林檎のソルベ」(料理はすべて¥17,600~のコースの一例)。

見城 それはいい。何席あるの?

小山 カウンターは14席で、その奥に個室が4室あります。

秋元 大阪に行ったら、うかがってみたいと思います。

見城 いろいろなシーンで利用できそうだね。

「LE PONT DE CIEL」の廊下
橋をコンセプトに設計された通路の先に、隠れ家のような個室がある。

LE PONT DE CIEL/ルポンドシエル
小楠修シェフは1994年に『ルポンドシエル』に入店し、ピエール・オルシ、ギィ・マルタンら歴代の仏人シェフに師事。

住所:大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 日本生命淀屋橋ビルB1
TEL:06-6233-5005
営業時間:11:30~L.O.13:00、17:30~L.O.19:30
定休日:日・月曜・祝日
座席数:カウンター14席、個室4室
料金:ランチコース¥12,100~、ディナーコース¥17,600~

【特集 ゲーテイスト2023】

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小松めぐみ

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