GOURMET

2023.07.23

L’ÉTERRE|パリで日本人シェフが営む、一つ星フレンチの姉妹店

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。五感を刺激する、衝撃の新店を紹介する。今回は東京・神楽坂の「Restaurant L’ÉTERRE(レストラン レ テール)」。

「L’ÉTERRE」の前菜
焼津のサスエ前田魚店から届く魚を活かした前菜の一例。「鰹のカルパッチョ ハーブのオイル キャビアの発酵クリーム和え」。

中田英寿「シンプルながらひねりがある料理とワインリストがいい」

開業5ヵ月で星を獲得したパリの『L'Archeste』伊藤良明シェフが2023年2月に開いたフレンチ。料理長の田篭(たごもり)彬氏はかつて伊藤氏とともに『レストランひらまつパリ』で修業し、『L'Archeste』でも研鑽を積んだ。信頼する生産者からの食材をフランス料理の技法と炭火で活かしている。

中田 最近行って一番センスを感じたのがここです。

秋元 おっ! ヒデのその言葉だけで行ってみたくなりました。

小山 『L'Archeste』の伊藤さんのお店ですよね?

中田 はい。元々パリのお店が好きなので期待して行ったら、本当に美味しかったんです。

見城 どんな料理なの? 

中田 シンプルだけどちょっとひねりがある料理。軽くて食べやすいので、オープンして2ヵ月で2回行きました。

「L’ÉTERRE」の小鳩のロースト
低温でローストしてから炭火で焼いたラカン産小鳩は50年熟成のペドロヒメネスのソースで。
「L’ÉTERRE」のデザート
「イチゴのヴァシュラン」(料理はすべて¥28,600のディナーコースの一例)。

見城 コースは何品ぐらい?

中田 11品くらいです。

小山 〆にリゾットとかご飯ものが出てきますよね。

中田 はい。あとワインリストもいいんです。フランスの生産者とつながりがあるからだと思いますが、ちゃんとしたものが揃っています。この一年のなかで印象的なフレンチです。

秋元 ヒデがそこまでお薦めするのは相当なんだろうなぁ。

「L’ÉTERRE」のカウンター
モダンな内装。カウンターのショープレートは淡路島の伝統工芸品、淡路瓦で作られた特注品。

Restaurant L’ÉTERRE/レストラン レ テール
神楽坂の路地裏にひっそり佇むロケーション。

住所:東京都新宿区神楽坂3-6-53 2F
TEL:03-6388-1312
営業時間:月・火・木曜17:00~(一斉スタート。2023年7月以降は20:30~も営業)、金~日曜12:00~、18:00~
定休日:水曜、不定休
座席数:カウンター10席、個室1室(2~5名)
料金:ランチコース¥19,800~、ディナーコース¥28,600

【特集 ゲーテイスト2023】

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=田村浩章

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