食に対して尋常ではない情熱を傾ける、秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が厳選したとっておきの店を紹介する、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2022」。今回は小山薫堂が愛用するアプリ「menu」の魅力をご紹介。敢えて違うジャンルの料理をテーブルにずらり並べる。それがフードアプリの達人、小山薫堂のスタイルだ。【小山薫堂がオススメするアプリ「menu」で注文できる絶品グルメ9選】
「デリパ」とは、自分が好きなレストランの料理を時間差で届くように注文し、仲間と集まって楽しむ「デリバリーホームパーティ」の略。
普段なら行列必至の店の名物をクリックするだけで注文できたり、本来はコースのみの高級店の料理を単品で注文できたりするのは、昨今人気のフードアプリならではのメリットだ。なかでも「menu」は、もともと宅配していない店舗を口説き落として契約しているため、意外な人気店が登録。普段なかなか食べられないメニューを口にすることができる。
「例えば前菜は豪華に『山田屋』のふぐ刺し、つまみはいつも行列している『おけ以』の餃子で。<ふぐ刺しセット>にはヒレ酒用のヒレがついているので、まずはヒレ酒を作って、次は『おけ以』の餃子でビール。そしてワインに切り替えようとする頃に玄関からピンポンが鳴る。みんなが次は何かなと思ったら、『タヒチ』のタイ料理が届くなんてどうでしょう? 敢えてジャンルを統一しないのが、僕のデリパの楽しみ方です」
昨今は何軒も飲み歩くことがはばかられるご時世だが、デリバリーなら店の選択しだいでハシゴ酒の雰囲気も楽しめそうだ。
「僕は地方に行くと4〜5時間で何軒もハシゴするんですが、要はその“おうち版”です」
そこで4時間のハシゴ酒に匹敵する「menu」の注文法を教えてもらった。
「『つるとんたん』から<牛すじ煮込み>、さらに酒肴向きの料理が詰まった『下鴨茶寮』の<おうち下鴨茶寮>を頼んで前菜に。そしてメインは『銀座ふじやま』の<うなぎ鍋>。最後は『ユッチャン。』の<葛冷麺>で〆ます」
小山的流儀を参考に、自分流のデリパを開催したい。
menuとは?
デリバリーもテイクアウトも楽しめるフードアプリ。登録店はカジュアルなチェーン店から高級店まで全国8万店以上。
【小山薫堂がオススメするアプリ「menu」で注文できる絶品グルメ9選】
【ゲーテイスト2022】※6月24日までに全公開!
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