もう買う時計がない。そう感じても嘆く必要はない。懐中時計や置時計という新しい時計の世界があなたを待っているのだから。今回は置き時計を紹介する。【特集 人生を豊かにするLUXURY WATCH】

インテリア好きにも選んでほしい、上質な空間を飾る置時計
懐中時計が生まれるまでは、置時計こそが時計の主役だった。現在も、ビルの入り口などに飾るためのホールクロックなど一定数の需要があり、置時計の専門メーカーも少なくない。
しかし今回取り上げたいのは、デザインと機能に優れ、空間を彩る存在となる置時計たち。このジャンルで最も有名なのは、1928年に原理が考案された置時計界の傑作であるジャガー・ルクルトの「アトモス」。2026年はプロダクトデザイナーのマーク・ニューソンとのコラボレーションモデルが登場している。
さらに専門メーカーのレペからは、得意とするレーシングカー風のモダンなクロックが登場。そしてパテック フィリップは、ノーチラス型のケースを持つテーブルクロックを発表した。実は置時計は、結構盛り上がっているジャンルなのだ。
1.ジャガー・ルクルト|アトモス・ハイブリス・アーティスティカ〈テルリウム〉BYマーク・ニューソン
カプセルに内蔵するガスが気温差で収縮することで動力ゼンマイを巻き上げる半永久機関の置時計。マーク・ニューソンがデザインし、539の星をあしらったガラス製のドームの中に収まる時計部には、地球や月の公転周期を正確に表示する天文機構が組みこまれる。世界限定3台。

2.レペ 1839|Belly Tank Racer
1940年代のレーシングカーを思わせるデザインで、時刻はボディのサイドに設置されたふたつの筒が回転することで表示する。透明になったノーズ部分の内部に脱進機が収まる。世界限定99台。

3.パテック フィリップ|ノーチラス・デスククロック Ref.958G
ノーチラス誕生50周年を記念したデスククロック。パワーリザーブは8日間で、デイデイト表示も搭載するなど実用的。インデックスにはバゲットカットのダイヤモンドを用いる。世界限定100台。

この記事はGOETHE 2026年8月号「総力特集:人生を豊かにするLUXURY WATCH」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

