2026年2月14日、東京・表参道のパテック フィリップ ブティックがリニューアルオープン。世界でもっとも広い店内には希少なタイムピースが取り揃えられ、贅を尽くした空間設計によってメゾンの世界観を堪能できる。

日欧の極上の調度品が出迎えるラグジュアリーな空間
東京メトロの表参道駅を出てすぐ、青山通りと表参道が交わる交差点は東京屈指の流行の発信地。その表参道交差点からわずか数十歩ほどの場所に「パテック フィリップ ブティック 東京・表参道」が誕生した。
2001年に青山の骨董通り沿いにオープンし、長らく日本と世界の時計愛好家から親しまれてきた「スフィア パテック フィリップ ブティック東京」が、移転とアップグレードした形でのリニューアルオープンとなる。
メゾンの哲学や美意識を徹底して体現する“ブティック”の名を冠することができるのは世界でも極めて少数の店舗のみ。日本で4店舗目のブティックで、店舗面積は世界最大となった。
遠くからも目を惹く外観は日本の切り紙から着想を得た「KIRIGAMI」というモチーフの装飾。デザインはパテック フィリップの社標・ブランドロゴであるカラトラバ十字と切り絵を融合したもの。今後世界のブティックにも採用予定で、それに先駆けて本店舗の“顔”として登場する。
店舗に入るとまず目に入るのは、高さ8mの天井から吊るされたシャンデリアとリボンをイメージした螺旋階段。シャンデリアは755枚ものガラスプレートで構成され、ベネチア・ムラーノ島にある工房の職人が一枚一枚手作りした特注品だ。

1階は時計およびメゾンの歴史を伝えるアイテムが展示されるギャラリーと、セールススペースが7つのエリアで構成される。
各エリアには過去にメゾンが発表した希少なハンドクラフト・コレクションをモチーフにした屏風や壁紙が飾られ、繊細な手仕事を体感できる。

店内随所には、ベネチア・ムラーノ島の職人によるガラス製品やフランス製のウォールライト、人間国宝が手掛けた陶磁器(九谷焼・有田焼・鍋島焼など)が飾られ、日欧の文化が見事に交差する端正を極めた空間が広がっているのが特徴。
まるで邸宅に招かれたような特別感と落ち着きの中で、数々のタイムピースに触れることができるのだ。
2階は主にイベントスペースとして使用され、バーラウンジやダイニングルームを備えている。
特に常時50〜60本のタイムピースが展示されるウォッチギャラリーは圧巻。また、メゾンの歴史を記した年表やエポックメイキングとなった名作が展示されるエキスポエリアは、ファン垂涎の空間となっている。
希少なモデルも多いパテック フィリップだけに、これらのエリアを見るだけでも貴重な体験となるだろう。
メゾンにとどまらず機械式時計の歴史においても貴重なタイムピースを展示し、建築としても至高の世界が広がる「パテック フィリップ ブティック 東京・表参道」。事前申し込みの上、ぜひ一度訪れてみて欲しい。






