連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第75回は、ロレックス「オイスターパーペチュアルデイト Ref.1501」を取り上げる。

“ビックロゴ”や“”トロピカルダイヤル”を狙え!
最近、ヴィンテージロレックスの新定番として人気が定着してきた34mm径のシリーズ。豊富な選択肢があるなかで「オイスターパーペチュアルデイト Ref.1501」は比較的入手がしやすいが、こちらの2本は特に人気が高い。
この2モデルの特徴であるエンジンターンドベゼルは、1963年製(写真左)と1962年製(写真右)で微妙にディテールが異なる。
1962年製の個体は、“ビッグロゴ”と呼ばれる大きなロゴが入っているのが特徴で、この有無で評価はだいぶ変わってくる。また太めのドフィーヌハンドとの相性も抜群だ。
1963年製のモデルはブラウンチェンジをした“トロピカルダイヤル”。一方の1962年製のモデルは艶感のある“ミラーダイヤル”であることに加え、すべての付属品が揃う“フルセット”でもある。
どちらの個体も共通して、コレクターズピースとしても実用時計としても楽しめるヴィンテージロレックスらしい逸品だ。
問い合わせ
アフタ http://after.llc/