連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第70回は、ロレックス「デイトジャスト Ref.1601/5」を取り上げる。

美しく変色した“トロピカルダイヤル”も貴重
ロレックス屈指のロングセラー「デイトジャスト」には、無数のバリエーションが存在する。なかでも珍しいのがフルゴールドのシリーズであり、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどの種類がある。
今回紹介するのは最もレアなピンクゴールドの時計。しかも“ミラーダイヤル”個体のため、その希少性はかなり高い。
加えてパーツの組み合わせもユニークで、ブレスレットは本来のジュビリーブレスレットではなく、「デイデイト」のために作られたプレジデントブレスレットを装着しているのだ。
“ミラーダイヤル”に目を向けると、多少やれてはいるものの、しっかりと艶を残した“トロピカルダイヤル(本来のブラックからブラウンに変色したダイヤル)”になっていることが確認できる。
ここのところ、ヴィンテージロレックスのフルゴールドモデルは総じて人気が高い。しかもこのような状態のいい「デイトジャスト」になると、入手は相当困難である。
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