連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第72回は、ロレックス「エクスプローラー Ref.1016」を取り上げる。

極太のインデックスの“ファットルミナス”
ヴィンテージロレックスの定番、「エクスプローラー Ref.1016」の“マットダイヤル”。そのなかで最もレアなのが、通称“ファットルミナス”と呼ばれる極太のインデックスが採用されたものだ。
このダイヤルは“マットダイヤル”の最初期に見られるもので、数が非常に少ない。
通常の「エクスプローラー Ref.1016」と比較するとわかりやすいのだが、ダイヤル上の3・6・9のアラビアンインデックスの太さが明らかに異なる。
こちらの1967年製の個体は、夜光塗料の焼けが強く“ファットルミナス”であることをより強調している1本。ほぼ年式の合うリベットブレスレットなど、パーツの整合性も抜かりはない。
「エクスプローラー Ref.1016」の“ファットルミナス”モデル。この機会にコレクションに加えてみてはいかがだろうか。
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