連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第52回は、ロレックス「デイトジャスト Ref.1600」を取り上げる。
スムースベゼルを装着する珍しい「デイトジャスト」
ロレックスのベストセラーである「デイトジャスト」。ヴィンテージロレックスの世界では、特にこの数年で人気が右肩上がりに急上昇している。
なかでも定番中の定番である「Ref.1601」と、その同時期に販売された「Ref.1600」は一段と希少で、人気も高い。
両者の違いはベゼルにあり、「Ref.1601」がホワイトゴールド製のフールテッドベゼルであることに対し、「Ref.1600」はステンレススチール製のスムースベゼルを装着している。
スムースベゼルである「Ref.1600」はカジュアル感が強く、「エクスプローラー」に近い汎用性があることから人気が高い。
今回紹介する1966年製の「Ref.1600」は、“ミラーダイヤル”にアルファハンドが組み合わさった最も希少なスタイル。ダイヤルのコンディションも及第点をクリアしており、ギャランティも付属する優良な個体である。
ちなみに「デイトジャスト」の“ミラーダイヤル”は数が少ないうえに、状態のいい個体は非常に少ない。
とりわけ「Ref.1600」の“ミラーダイヤル”は探している愛好家も多いので、上質な個体を見つけたら迷わず購入することをオススメする。
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