LVMHグループの新作時計見本市である『LVMH WATCH WEEK 2024』が、2024年1月29日から開幕! 5回目となる今年はアメリカ・マイアミで2月1日まで開催され、世界中のジャーナリストやバイヤーが集結。どのような新作がお披露目されたのだろうか? 今回はブルガリを取り上げる。
高貴で神秘的な魅力に溢れたゴールド
2024年のブルガリは「BEYOND TIME」をテーマに、タイムレスなエレガンスや高貴な魅力を湛える要素として、アールデコの時代からメゾンを象徴する素材であるゴールドにスポットライトを当てている。
2014年に誕生した「オクト フィニッシモ」は、革命的な機械式時計の構造と比類なきイタリアンセンスが融合したコレクション。オクタゴンとラウンドを組み合わせた多面体ケースは職人技と美を融合させた“サヴォアフェール(匠の技)”の象徴であるとともに、2022年までの8年間で実に8つの薄型記録を打ち立てるほど、革命的なウォッチメイキングを実現している。
その「オクト フィニッシモ」の新作のひとつが、イエローゴールドのケースおよびブレスレットを採用した「オクト フィニッシモ イエローゴールド」だ。
多くのファセットによる建築的な角度で仕上げられたケース、そしてサテン仕上げのイエローゴールド製ブレスレットは美しく、またスムーズに稼働するコマの設計によって着け心地も良好。ダイヤルにはブルガリのシグネチャーでもあるサンレイ仕上げのディープブルーを採用し、針やインデックス、ケースのゴールドとのコントラストも見事だ。
アールデコの時代から、ブルガリを象徴する素材であり続けてきたゴールド。そんなアールデコの記憶を呼び覚ましながらも、メゾンのコンテンポラリーなデザインセンスも体現した稀有な1本となっている。
美術様式・マニエリスムから生まれた”タスカンコッパー”ダイヤル
また、ゴールドモデルと同時にステンレススチールケースの「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」も発表された。
サーモンカラーのサンレイ仕上げの”タスカンコッパー”ダイヤルが印象的な本モデル。この鮮やかな色合いは、後期イタリア・ルネサンスの美術様式であるマニエリスムから着想を得たもの。イタリアの伝統に深く根ざしたブルガリらしい意欲的な挑戦でもあり、メゾンの根底にあるイタリアのDNAが色濃く表現されている。
いずれのモデルも、スイスのブルガリマニュファクチュールの優れた技術により開発された自動巻き機械式ムーブメント、BVL 138を搭載。厚さはわずか2.33mmで、約60時間のパワーリザーブを備える。ケース厚はわずか6.4mmという薄さで、100m防水性能までも備えている。
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ブルガリ ジャパン TEL:0120-030-142