LVMHグループの新作時計見本市である『LVMH WATCH WEEK 2024』が、2024年1月29日から開幕! 5回目となる今年はアメリカ・マイアミで2月1日まで開催され、世界中のジャーナリストやバイヤーが集結。どのような新作がお披露目されたのだろうか? 1回目はゼニスを取り上げる。
初のグリーンカラーで新しいスポーティスタイルを表現!
ゼニスからは、スポーティなスタイルで時計界に新風を吹かせた「クロノマスター スポーツ」コレクションより、鮮やかな色彩が印象的なグリーンのセラミック製ベゼルと文字盤を採用したモデルと、ジェムストーンによって際立つ気品と輝きを備えたモデルが登場した。
「クロノマスター スポーツ」は2021年に生まれたばかりの新しいコレクション。ゼニスで培われてきたクロノグラフの長い伝統を受け継ぎ、精度、性能、デザインを追求するマニュファクチュールの傑作として確固たる地位を築き上げてきた。
今回、そのコアコレクションとして初めてグリーンのセラミックベゼルを採用。文字盤もグリーンのラッカーで仕上げられ、グレーとブルーというゼニスを象徴する3色のカウンターを配置。日付もグリーンで統一され、スポーティさと気品を漂わせている。リファレンスは、3連のステンレススチール製ブレスレットモデルとラバーストラップモデルの2種類での展開だ。
ジェムストーンとメテオライトの贅沢な共演!
一方、スポーティなスタイルにより華やかさとエレガンスを加えたのが、ジェムストーンをセッティングした「クロノマスター スポーツ ゴールド プレシャスストーン」だ。ケースとブレスレットの素材に、ローズゴールドを採用。ベゼルにはバゲットカットのホワイトダイヤモンドやブラックスピネル、グレーとブルーのサファイアをセッティング。これらはゼニスの傑作クロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」を象徴する3色の組み合わせであり、まばゆいきらめきを放つともに、偉大なるキャリバーの存在を称賛するあしらいにもなっている。
さらに、文字盤にはメテオライト(隕石)のプレートを採用。手作業で丁寧に仕上げた後にゴールドカラーに彩ることで、ウィドマンシュテッテン模様と呼ばれるメテオライト特有の結晶構造を際立たせている。アワーマーカーにはバゲットカットダイヤモンドをセットした。
いずれのモデルもエル・プリメロ キャリバーの最新バージョンとなる「エル・プリメロ 3600」を搭載。5Hzの高振動で、1/10秒までの精確な計測を可能にした。また持続時間にも改良が施され、60時間のパワーリザーブを実現。シースルーケースバッグ越しにブルーのコラムホイールやゼニススターがあしらわれたオープンローターなど、ムーブメントの新しい構造や美しい仕上がりを堪能できるのも魅力だ。
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