23万部のロングセラー『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さんの人気連載。クラウドファンディング、無料公開、オンラインサロン、VIP戦略…というのは、今や何かを実現するときに出てくる“当たり前の選択肢”。誰もが「西野さんには未来が見えてんじゃないか？」と思うだろう。数年前に西野さんが始めたときは、白い目を向けていたことなど忘れて…。今回“その答え”がわかる!? 音声メディア「voicy」で配信中の「＃西野さんの朝礼」から編集してお届けする。（※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ）
今日は【リーダーは「未来を作る覚悟」が全て。】というテーマでお話ししたいと思います。
第200回
「こうなるといいな」と本気で願った姿を本気で形にしていった結果が「未来」だった…というだけの話。正解は選べないのだから、選んだ道を正解にするだけだ！
「こうなるといいな」と本気で願った姿を本気で形にしていった結果が「未来」だった…というだけの話。正解は選べないのだから、選んだ道を正解にするだけだ！
「こうなるといいな」と本気で願い形にした結果が「未来」
朝からキングコング西野のラジオを聴く変な人は、千年前から御存知だとは思いますが、
僕はクラウドファンディングを提案した時は「詐欺師」と叩かれ、
お客さんとの共創や、オンラインサロンを提案した時は「宗教」と叩かれ、
PRを目的とした無料公開を提案した時は「ダンピングだ！」と叩かれ、
VIP戦略を提案した時は「銭ゲバ」と叩かれ、
現在はNetflixで「肛門に指を突っ込まれる芸」を提案しているところです。
今日の肛門芸を除き、当時自分が提案したものは“ほぼ全て”が一般化し、今は皆さん当たり前のようにクラウドファンディングやオンラインサロンやVIP戦略をやっておられます。
こういった「国をあげた豪快な手のひら返し」を見た人達から「未来が見えていたんですか？ 西野先生」と言われるのですが、まさか未来なんて見えていません。
いや、厳密に言うと「見えていた未来」も僅かにありました。
たとえば、スマホが生活のメインになってきたあたりから、画面のサイズの問題でバラエティー番組の『ひな壇』は少し減ってくるだろうなぁ」とか。
そこは未来が見えていたというよりも、「携帯電話が普及し始めると、電話ボックスが減ってくる」みたいな既定路線（そりゃそうだよね）な話なので、そこは特別な能力じゃないと思っていますが、まぁ、見る人が見たら「あの人は未来が見えていた」となるのかもしれません。
その一方で、話を戻しますが、皆がクラウドファンディングやオンラインサロンや無料公開やVIP戦略をやる未来は見えていませんでした。
むしろ、何もしなかったら「やらない未来」の方が見えていたぐらいで、その中で、日本中から大量の石を投げられながら(襲撃予告もありながらも)、「こうなるといいな」と本気で願った姿を本気で形にしていった結果が「未来」だったというだけの話です。
「正解は選べない。選んだ道を正解にするだけだ」というやつですね。
会社や経営者に「ビジョン」が求められる理由はココで、「数多ある未来から、お前はどの未来を手繰り寄せるんだ？」という問いに対して覚悟を見せる勝負でしかなく、「あてずっぽうで仕掛けた罠に獲物がかかる」なんてことはありません。
「走る意味」を叫び続ける作業を後回しにしちゃダメ
今さらなんでこんな話をしているかというと、先日、YouTubeにアップされたBリーグのチェアマンの島田さんの動画（インタビュアー＝松岡修造さん）の内容が本当に素晴らしくて…まぁ、メッセージとしては同じなのですが、自分で言うのと、人から聞くのは、震度が違って、本当に良いタイミングで、良い言葉を聞けたことが嬉しくて、たまらず皆さんに共有させていただいております。
動画のタイトルは『「バスケ・Bリーグ」世界初の経営革新【B.革新】チェアマン島田慎ニ×松岡修造【報道ステーション】』です。
#是非ご覧ください
「いいタイミングで」というのは、どういうことかと言うと、僕自身、まずは「個人が挑戦できる世界を作る」というビジョンを持って、それこそ「ダイレクト課金の一般化」などに励んだわけですが、一心不乱にアレコレやっているうちに、世界戦へとコマを進めることになりまして…そうすると、いろんな大きな話をいただけるようになるんです。
五年前の自分からすると、ちょっと考えられないような規模の話が。
だけどそれは、ビジョンを貫いた先に待っていた「特典」や「臨時ボーナス」のようなもので、長居する場所じゃない。
そこで、「お前はどんな世界を作りたいんだ？」と問われても、言ってることと、やっていることに少し解離があって、胸を張って答えられない自分がいるなぁということを、島田さんの動画を見て感じました。
あと、動画の中で島田さんがお話しされていましたが「社会性」というのも凄く大事で、
「何の為に活動しているのか？」
「自分達の活動は何故、社会に必要なのか?」
「自分達の活動がある世界と無い世界で、どこがどのように変わるのか?」
といった問い（走る意味）に答えられないとビジョンは濁るし、ビジョンが濁ると求心力が弱まって、人もお金も集まってこない。
仕事の大きさや、仕事のオファーにかまけるあまり、そこを磨き続ける（叫び続ける）作業を後回しにはしちゃダメだなぁと、背筋を伸ばされた動画でございました。
自分はまだ何者でもないのだから。
是非、皆さんに見ていただきたい動画だったので、ご紹介させていただきました。
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毎週金曜日20時にミュージカル『えんとつ町のプペル』制作の裏側ドキュメンタリーを配信しています！
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最新回は【アナ雪2を超える】キンコン西野、狂気のドブ板営業に密着。
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【 フォトフィルム国際短編映画祭(トルコ)】
・ 最優秀作品賞(Best of Best Festival Film)
・ ストップモーション部門最優秀賞(Best Stop Motion)
【オーフス映画祭(デンマーク)】
・最優秀短編アニメーション賞(Best Animated Short)
【デザートスケープ国際映画祭(アメリカ・ユタ州)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST 2025)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【札幌国際短編映画祭(日本)】
・最優秀作曲賞(Best Original Score)
・アニメーション特別表彰(Special Award for Animation)
【ニューポートビーチ映画祭(アメリカ)】
・ アニメーション短編部門審査員賞(Jury Award for Best Animated Short)
【グローバルステージ・ハリウッド映画祭(アメリカ)】
・最優秀短編映画賞(Best Short 2024)
■NEWS！ 第97回アカデミー賞（米）の短編アニメーション部門のショートリストに選出されました！
監督：堤大介（トンコハウス） 脚本：堤大介氏と西野亮廣の共同制作 プロデューサー：松本紀子（ドワーフ）
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イベントのお知らせ
『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定！
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
- 6月17日（火）に東京
- 7月1日（火）に山口
- 7月7日（月）に静岡
- 7月10日（木）に愛知
- 7月15日（火）に宮崎
- 7月17日（木）に茨城
- 7月22日（火）に群馬
- 7月30日（水）に愛知
- 8月12日（火）に神奈川
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
