仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、写真文化と出会える空間「ライカ表参道店」へ。
自分の世界が変わる1枚が撮れる、唯一無二のカメラに出会う場所
SNSが浸透し、私たちにとって写真を撮ることが日常になっている今。私も旅行中に見つけた素敵な景色や、仕事で出会った人など、日々たくさんの写真を撮っています。そんなカメラ好き・写真好きが「いつかは手に入れたい」と憧れるカメラはと言えば? そう、皆さんもご存知のライカです。
今年ライカは、表参道の裏道に、銀座、京都に次ぐ日本で3店舗目のフラッグシップストアをオープン。人気のコンパクトデジタルカメラ「ライカQシリーズ」やハイブリッドインスタントカメラ「ライカ ゾフォート2」、そしてマニュアルフォーカスでより自分が撮りたい写真を追求できる「ライカMシステム」などのカメラや、こだわりのレンズがすべて揃っています。また地下にはヴィンテージ専門のフロアが。ここまで多くのヴィンテージが集まっているライカストアはこの表参道店だけ。マニア垂涎の逸品との出会いもあるかもしれません。
1914年に初めて35㎜判フィルムカメラを生みだしてから、ほとんどその形状が変わらないというデザインは人間工学に基づいたもの。無垢の真鍮やアルミニウムの塊から削りだし、今も職人の手でひとつひとつ研磨されて作られるものが多いため生産数は少なく、人気モデルは数年待ちになるものもあるそう。
さらに色を排して光と影を捉えるためにモノクローム専用のカメラがあったり、感覚的に操作がしやすいようボタンの配置がかなりシンプルで洗練されていたりと、一瞬を切り撮るためのライカのこだわりは知るほどに感激してしまいます。
知識豊富なスタッフの方に教えてもらいながら、ファインダーを覗き、絞りを決めて被写体にピントを合わせて。実際に撮ってみると、そのステップも楽しく、撮れた写真も今までとはまた違う雰囲気に。日常に新たな視点を与えてくれ、自分の世界が変わる、それがライカのカメラです。ぜひライカ表参道店で、自分らしい写真を追求できる1台を見つけてみては?
ライカ表参道店/Leica Store Omotesando
住所:東京都渋谷区神宮前5-16-15
TEL:03-6631-9970
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜
ホラン千秋/Chiaki Horan
1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。『Nスタ』(TBS系、毎週月~金曜15:49~19:00 ※地域により異なる)にて月~木曜のキャスターを務めている。この秋からの日テレ系土曜21:00のドラマ「放課後カルテ」に教師役で出演中。