世界中のスキーヤーを魅了する北海道・ニセコが今、夏の滞在先としても注目されている。360度のパノラマを堪能できるゴンドラや話題のピックルボール、リバーサップなど、新たな楽しみを備えた「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」の魅力を探る。

山&川のアクティビティで夏のニセコを堪能
上質なパウダースノーを求めて世界中のエグゼクティブが集い、ラグジュアリーリゾートとして開発著しい北海道・ニセコ。山と川、豊かな自然に恵まれたこのエリアは、近年、夏の避暑地としての需要が高まりつつある。
夏の平均最高気温は25℃、湿度も低く、気候は爽やか。多彩なグリーンアクティビティに、地の食材をふんだんに取り入れた美食が楽しめ、ワイナリーや醸造所、天然温泉といった観光スポットも周囲に点在しているなど、ニセコには旅に必要なすべてが備わっている。なかでも存在感が際立つのがマウンテンリゾート「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」だろう。
冬はゲレンデへの“足”となる360度ガラス張りの最新型ゴンドラが、今年(2026年)初めてサマーシーズンの運行をスタート。標高813m、日本百名山に数えられる羊蹄山を目の前に望む山頂には、レストラン「NEST813」も登場。後志エリアや北海道の食材を豊富に取り入れ、ハイランド・ガストロノミーという新たな楽しみを提供してくれる。

また、ゴンドラの麓に位置するベース基地「ALPEN NODE」は、グリーンアクティビティの拠点に変身。
アメリカのエグゼクティブから火が付いたピックルボールや、樹上に張られたアスレチックコースを攻略するツリートレッキング、付近を流れる尻別川でのカヤックやリバーSUP、ゲレンデを駆け降りるマウンテンカートなどが体験できる。
施設内にはブリュワリーが併設されているので、アクティビティで汗を流した後、醸造クラフトビールでのどを潤すのも一興だ。
3世代旅にもワーケーションにも最適なコンドミニアムホテルにSTAY
ミシュランキーを獲得したホテルやラグジュアリーなコンドミニアムが揃っているニセコだが、リゾートを遊び尽くすならコンドミニアムホテル「綾ニセコ」を選びたい。ニセコの中心地に位置し、「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」はすぐ目の前。館内には温泉大浴場やスパ、ジムを備えるなど、設備の充実度も光る。

客室は、比較的コンパクトなホテルタイプのほか、キッチンや洗濯乾燥機を完備したコンドミニアムタイプを数種類用意し、ワーケーションなどのロングステイにも対応。2ベッドルームや3ベッドルームタイプもあるため、3世代旅やグループでの旅行にも活用できる。
美食も大人の社会見学も思いのまま
少し足を延ばせば、大人を魅了するデスティネーションが点在しているのもニセコの魅力のひとつ。北に向かってクルマを1時間ほど走らせると、海にほど近い余市に到着。仁木・余市エリアは、水はけの良い土壌と気候の寒暖差が大きいことから、近年ワイン造りが盛んに行われており、著名醸造家も拠点にしている。
なかでもぜひ訪れたいのが、この7月、フラッグシップワイン「HATSUYUKI 2025」が「日本ワインコンクール2026」金賞を受賞した「NIKI Hills Winery」だ。
レストランや宿泊施設、ショップを併設しており、所要時間75分のワイナリーツアーや同60分のブドウ畑ツアーを実施。前者は、ワインの醸造工程や設備、樽庫、絶景スポットの見学と試飲がセットに、後者はふだん立ち入り禁止の畑を栽培スタッフに案内してもらえるとあって、ワイン愛好家から人気が高い。
南にクルマで約25分向かえば、北海道有数の農村地帯、真狩村に行き着く。ここでのお目当ては、世界各地からグルマンが訪れるオーベルジュ「マッカリーナ」だ。
北海道出身で、パリの「タイユヴァン」を筆頭に名だたるレストランで腕を磨いた菅谷伸一シェフが供するのは、真狩村の滋味をふんだんに味わえるオーソドックスなフレンチ。自ら野菜やハーブを栽培し、シーズンになれば鴨や鹿などの狩猟にも出向く。素材の良さを引き出すことに徹した料理は、どこまでもまっすぐで、心地よい余韻が残る。1997年のオープンから30年近くにわたって愛され続けているのも納得だ。
ニセコでアクティブに過ごすも良し、のんびりと心身を癒すも良し、少し足を延ばして道央を探索するも良し。ニセコを拠点にした夏旅は、新たな感動を得られるに違いない。










