温泉にサウナ、はたまたアーユルヴェーダに音響療法など、ウェルビーイングなプランが目白押しのホテルを厳選! どっぷりと心身を整えられる国内外の12軒から、今回はインドネシアの「コモ シャンバラ エステート」をご紹介。【特集 完全無欠の復活メソッド】

森に隠れるウェルネスリゾートの最高峰
ウブドの中心から離れた深い森に佇む「コモ シャンバラ エステート」。2005年にコモグループのウェルネス事業の象徴として開業した施設だ。要はウェルネスセンター「オジャス」を特別なエネルギーを得られる環境に設けたこと。創業者も初見から「どの場所とも異なる共鳴を放つ地」と話すのは、ふたつの川の合流地点となるジャングルが開けた地。バリ文化において浄化や再生の表れとされる地点であり、野生を残したまま「オジャス」は造られた。
そんな施設が2025年夏、20周年を機に改装を経て再オープン。豊かな環境をディテールに多く落としこむことはそのままに、5つの新たな空間が生まれた。改装した「ハイドロセラピー プール」では、村人が数百年にわたり崇敬してきた癒やしの泉の水が供給され、水中でボディワークが行われる。
神髄を知るには「ウェルネス パス」の利用が賢明だ。それは診断、食事、呼吸法、ハンズオンヒーリングを組み合わせたホリスティックな3泊以上の滞在プログラム。腸の健康、デトックス、マインドフルネス等、選択したテーマ別に集中プログラムを受ける。数々の受賞歴を誇るリトリートだが、今後さらなる高評価を得ていきそうだ。
COMO Shambhala Estate
コモ シャンバラ エステート
住所:Banjar Begawan, Desa Melinggih Kelod, Payangan, Gianyar 80571, Bali, Indonesia
TEL:+62-361-978-888
料金:1泊2名1室822USD〜(朝食、60分のトリートメント込み)「ウェルネス パス」3泊1名845USD〜(2名1,690USD〜)※すべて税別。
この記事はGOETHE 2025年10月号「総力特集:完全無欠の復活メソッド」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら