絶景に抱かれ、大自然と一体化したリゾートは、よりラグジュアリーでプリミティブ、そしてパーソナルなものになっている。特別な体験ができるよう、さまざまな仕かけやデザインが施され、ダイナミックに進化を遂げた、世界のアイランド・ホテルへ。今回は、イギリス領ヴァージン諸島・ネッカー島の「Necker Island(ネッカー アイランド)」を紹介する。【特集 死ぬまでに泊まりたい島ホテル】

完全プライべートを約束する、貸し切りも可能な島
島を貸し切るという究極のアイライド体験をかなえるのがイギリス領ヴァージン諸島に位置するリゾート「ネッカー アイランド」だ。この島を目がけて世界各国のセレブリティが集まってくる。
島を所有しているのは、ヴァージン アトランティック航空の創始者である実業家のリチャード・ブランソン氏。30haにも及ぶ島全体を自身の理想郷と呼ぶにふさわしいサンクチュアリへと進化させ、島ごと貸しだすというリゾートスタイルを提案。完全プライべートを実現させた。なかでも島の頂上に君臨するバリ風の巨大ヴィラ「ザ・グレート・ハウス」は圧巻の夢のような建物。カリブ海の大パノラマを眺めるひと時が極上の至福をもたらすのは言うまでもない。
真のエグゼクティブだけに許されるお忍び島ステイこそ、非日常の極みなのだ。
この記事はGOETHE 2025年6月号「総力特集:楽園アイランド・ホテル」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら