今、ラグジュアリーホテルはウェルネスの競争が激化。つまりは全体のレベルがどんどん上がっている。日本では珍しいウェルネスのサービスも続々と参入。今回は、JWマリオット・ホテル東京「Spa by JW」のお薦めメニューを紹介する。【特集 最先端ラグジュアリーホテル】

心身の調和を図る没入型ウェルネス
2025年10月に開業したJWマリオット・ホテル東京がウェルネスに強い理由は、その名前に基づく。JWとは、マリオット・インターナショナルの創業者ジョン・ウィラード・マリオットの頭文字。彼は人生を通して心身の健康を重視し、特に“マインドフルネス”を追求した。「JWマリオット」がそこに力を入れないわけがない。
マインドフルネスの意味は、今この瞬間の体験に意識を向け、そのままを受け入れる心の状態やトレーニングのこと。例えば、呼吸と向き合うメディテーションや、音と向き合うサウンドバスなどだ。とはいえ初めから自力でマインドフルネスを摑むのは難しい。そこでJWマリオット・ホテル東京は、2026年1月、ウェルネス施設と同じ28階に、9室の「マインドフルルーム」という客室を開設。これは、日本のホテルでは例がない試み。滞在中にとことん内省し、心身を整える環境をつくったのだ。
チェックインを行うのは28階にあるスパのラウンジ。始まりからして通常ゲストと異なるが、客室には「マインドフルルーム」限定のアイテムが豊富に揃う。クローゼットにはウェルネス促進アイテムが置かれ、ヨガマットはもちろん、メディテーションクッションやマッサージガンまであるのは珍しい。入浴で深い癒やしを得るためのバスオイルやメディテーション用プレイリストも用意。内省を促すジャーナリングノートは、創業者が好んだ日記に着想を得たもので、久々の日記に新鮮な思いが湧き起こるはず。
また、「マインドフルルーム」に泊まるメリットは、客室の延長線上にウェルネス施設が存在し、バスローブとスリッパで気軽に移動できる点にもある。東京タワーを望む絶景プールは、夜景のなかでの遊泳といった心地よさ。28階に宿泊する全員にスパクレジット3万円分がつくのでトリートメントを予約しない手もない。さらに、30階の瞑想ルームでのサウンドメディテーション(別料金・要問い合わせ)も見逃せない。
これらすべてを1泊で行うのは難しく、「マインドフルルーム」での体験は連泊でゆったり試すのがベスト。この分野に疎くても、促されるまま経験すれば、日頃のストレスから解放され、心身が和らいでいく。その感覚がマインドフルネスの入り口かもしれない。
JWマリオット・ホテル東京|Spa by JW(スパ バイ ジェイダブリュー)
住所:東京都港区高輪2-21-2 28F
TEL:03-3434-7070
営業時間:10:00~21:00
施設:フィットネスセンター(24時間)、屋内プール、ドライサウナ、スチームサウナ(6:30~21:30)、スパトリートメントほか
Recommended Menu ▶︎ マインドフルルーム
¥170,775~(税・サービス料込・宿泊税別、1室1名利用)
内容:スパクレジット30,000円分、インルームダイニングブレックファースト(ともに1名1泊あたり)、特別なウェルカムアメニティとターンダウンアメニティ、バスリチュアルセット、ISUNボディオイル、ジャーナリングノート。
この記事はGOETHE 2026年5月号「総力特集:HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら








