医療関連の研究の進化が凄まじい。ここ数年は話題に事欠かないほど。病のリスクを下げる予防医療、老いを遠ざけるアンチエイジング医療、その恩恵を我々が受けるには、腕利きドクターの存在が不可欠だ。まずは神的メンテナンスでnever dieな心身を実感してみよう。今回は、「脳機能」について東京リライフクリニック 総院長の石川正志氏に話を聞いた。【特集 完全無欠の復活メソッド】

随所の新たな試みで「確かな再生医療」の確立へ
新たな再生医療が銀座で始まっている。2025年1月開院の再生医療グループ「東京リライフクリニック」だ。特徴は、クリニックで診察と治療を行い、併設のラボで細胞培養・検査をして、東京大学との共同寄付講座で分析・研究を進めるという三位一体の構成。
グループを率いるのは石川正志総院長。厚生労働省によると、再生医療とは“病気やけがで機能不全になった組織、臓器を再生させる医療”だが、現状は課題もあるという。
「医学的な検証が乏しいこと。例えばエクソソーム(細胞から分泌される伝達物質を含んだ小胞体)に関する論文は数多くありますが、人でのしっかりした臨床データはほぼなく、効果の判断基準も曖昧。私たちは再生医療を安全性の高い確かな治療として提供するため専門家のチーム医療という形をとりました」
世界共通のアンチエイジング・抗老化の考え方も変わってきた。
「“老化とは身体機能の低下。病気につながるから、老化は病のもと”と考えます。ゲーテの読者さんは経営などビジネスに関わる方が多いですよね。記憶力や判断力など、脳に関わる機能低下は特に避けたいのでは? ここに再生医療が関わることで老化速度を緩めて、機能を維持し低下を防ぎ、心身のいい状態への回復を目指します。つまり予防医療にもなります。
また、老化の状態は個人差が大きいので、最新のエピジェネティック・クロック検査で個々の生物学的年齢の現状を把握してカウンセリングを行い、治療の方向性を決めていきます。見た目の改善のご希望には、提携する自由が丘クリニックが対応できます」
エピジェネティック・クロックとは生物学的年齢のことで、検査時の採血で個々のDNAの状態から、身体の各部位の機能が暦年齢とどれほど違うかがわかる、抗加齢医学では最新の検査だ。細胞からの若返りというワードも聞かれる分野だが。
「私たちの使命は暦年齢より老いたDNA年齢を正常に戻し、暦年齢と同じDNA年齢をより若い状態に巻き戻すこと。機能低下の改善、向上を目指します」
なかでもビジネスパーソンにこそ、勧めたい治療は?
「幹細胞培養上清液の点鼻薬です。鼻内に噴霧すると粘膜から吸収されて神経伝達の活性が促進されます。私も使っていて、頭がスッキリして少し回転が速くなった実感はあります。まだ検証データは揃ってないのですが、脳機能関連のサポートとなる治療は喜ばれています」

ゲーテ読者特典|「脳を最適化する」再生医療プログラム
期間限定価格:¥270,000(2025年9月末まで)
内容:治療は2種(幹細胞上清液〈点鼻タイプ〉2週間分、高濃度ビタミンC+脳活性プログラム〈25g〉2回分)、検査は3種(ホルモンバランス検査、糖代謝検査、初診・問診・医師による総合診察)。詳しくはクリニックまで。
東京リライフクリニック
住所:東京都中央区銀座7-8-17 TOYRAYAGinzaBuilding 6F-8F
TEL:0120-660-329
営業時間:10:00-19:00
定休日:年末年始

「読者特別プランは集中力や記憶力が気になる方へ」
石川正志
東京リライフクリニック 総院長。大学の臨床教授や海外の医療機関にて豊富な経験を積む。医学博士、管理医師。日本抗加齢医学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本外科学会専門医、日本肝臓学会専門医。
この記事はGOETHE 2025年10月号「総力特集:完全無欠の復活メソッド」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら