“足の爪”によってパッティングの精度が変わる、って本当!? パフォーマンスを左右する爪の重要性を、日本唯一の「爪管理士®」がレクチャー!
ゴルフの神は“爪”に宿る! 知られざる爪パワーを専門家が解説
「爪は大切な身体の一部。爪がなければ、物を摑むことも足で踏ん張ることも、上手にできません」と話すのは、「爪管理士®」として、爪を護(まも)り、育てるためのアドバイスを多方面で行っている三和田恵氏。野球選手やゴルファーといったトップアスリートの爪ケアに20年以上携わってきた経歴も持つ。
「爪の先を指で下に押してみてください。爪の中央あたりが白くなりますよね。そこが骨の先端で、そこから先は爪が骨の代わりを担っているのです。つまり、爪がなければ指や足の先端まで力が入らないということ。ゴルフの場合、アドレスの際に踏ん張りがきかず、身体がぐらついてしまいます。実際、爪をいつもより1ミリ短くしたせいで、パターが乱れるプロゴルファーもいます。爪にしっかり機能してもらうためにも、指の先を覆う長さを保ってください」
そこで押さえておきたいのが正しい爪の切り方。爪切りは刃がアーチ状のものではなく平らなものを使い、爪の中央から始めて左右交互に5〜7回かけてカットを。入浴後は爪がふやけて柔らかくなっているため避けるのがベター。いずれも切りすぎないための策だ。
「爪の欠損も要注意。身体のバランスが崩れるので、パフォーマンスに響くだけでなく、肩や腰などの痛みを引き起こす危険性もあります。爪が生えてくるまでは、テーピング用テープや専用のコーティング剤などを使って補強するのがお薦めです」
巻き爪や爪のマメなどは、自己流でケアすると悪化の恐れがあるため、専門家に処置してもらうこと。皮膚の水虫も、放置していると爪に伝染してポロポロとはがれてしまうので、早めの治療を心がけたい。
「たかが爪、されど爪。きちんとケアすることが、スコアアップにつながるかもしれません」
日頃のケアが健康な爪を育む
爪が割れる原因はさまざま。海洋深層水とオリーブオイルがベースのミストと、爪を育成するためのオイルでケアを。
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