その品質の高さで海外から評価されるメイド・イン・ジャパン。特にファッションにおいては、近年のクラシック回帰の流れから、日本の伝統的な技術や素材までもが注目されているのだ。ここでは、日本の繊細な仕事にフォーカス。伝統カラーである黒と金を中心に、日本が世界に誇るブランドのこだわりの逸品を集めた。今回は「山形ニット」を紹介する。【特集 日本のハイブランド】

上質なウールで丁寧に編み立てた日本有数のニットの産地
山形県は、かつて上質なウールの産出や紡績が盛んに行われてきた地域で、日本有数のニットの産地。国内外の有名ブランドのニットを多く手がけ、最高峰の編みの技術を持っていると高く評価されているのだ。そんな山形ニットは装飾的な主張ではなく、高い技術を持つ職人たちの丁寧な編み立てによる長く愛用できるタフさが魅力。
ニットの聖地である寒河江市に、1951年に創業したファクトリーが奥山メリヤス。同社が2013年に立ち上げたニットブランドが、バトナーだ。近隣の職人たちと連携し作り上げる1着は、多くの人の手が加わり、先人たちの伝統を継承した至高のニット。心地よい温かさを感じられるのは、単にニットというだけではないだろう。

問い合わせ
バトナー TEL:03-6434-7007
この記事はGOETHE 2026年3月号「総力特集:日本のハイブランド」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

