FASHION

2026.02.03

山形の最高峰の編み技術で仕立てた、バトナーの至高のニット

その品質の高さで海外から評価されるメイド・イン・ジャパン。特にファッションにおいては、近年のクラシック回帰の流れから、日本の伝統的な技術や素材までもが注目されているのだ。ここでは、日本の繊細な仕事にフォーカス。伝統カラーである黒と金を中心に、日本が世界に誇るブランドのこだわりの逸品を集めた。今回は「山形ニット」を紹介する。【特集 日本のハイブランド】

バトナーのニット
ブランドを代表する、シグネチャーシリーズのドライバーズニットとクルーネックニット。程よい厚みを持つミドルゲージで編み立てており、ふっくらとした質感がリラックス感を演出し、高密度のウールがタフさを覗かせる。1着の存在感は言わずもがな。左¥30,800、右¥37,400(ともにバトナー)

上質なウールで丁寧に編み立てた日本有数のニットの産地

山形県は、かつて上質なウールの産出や紡績が盛んに行われてきた地域で、日本有数のニットの産地。国内外の有名ブランドのニットを多く手がけ、最高峰の編みの技術を持っていると高く評価されているのだ。そんな山形ニットは装飾的な主張ではなく、高い技術を持つ職人たちの丁寧な編み立てによる長く愛用できるタフさが魅力。

ニットの聖地である寒河江市に、1951年に創業したファクトリーが奥山メリヤス。同社が2013年に立ち上げたニットブランドが、バトナーだ。近隣の職人たちと連携し作り上げる1着は、多くの人の手が加わり、先人たちの伝統を継承した至高のニット。心地よい温かさを感じられるのは、単にニットというだけではないだろう。

山形ニットのアップ
厚すぎず薄すぎず。特徴的な畦編(あぜあ)みのミドルゲージは使い勝手がよく、1枚ではもとより上からコートを羽織っても様になる。シグネチャーラインのウールは、ダレにくく毛玉になりにくい独自開発のソリッドウールを採用している。

問い合わせ
バトナー TEL:03-6434-7007

【特集 日本のハイブランド】

この記事はGOETHE 2026年3月号「総力特集:日本のハイブランド」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=細谷駿人

PHOTOGRAPH=舛田豊明

STYLING=笠島康平

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