ダブルやシングル、はたまたノーラペルなど。ジャケットひとつとってもバリエーションは実に豊か。幅ある着こなしのスタイルをご紹介。ブレザー・コーディネート編。【特集 大人のジャケットスタイル】
クラシック回帰の現代では1着必携のブレザー。なかでも本作はスーパー110’sの細番手のウール糸をホップサック織りで仕立て、独特の表面感がカジュアルさとドライタッチな機能美を発揮。象徴的な金ボタンにはアイコニックなロゴを添え、アイビーの王道ともいえる存在感をアピールする。¥198,000(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン TEL:0120-02-1818)
1.グルカパンツでレトロ感を加速。これが様になるのは大人だからこそ
シャツの上からニット。それだけ聞くと野暮ったいイメージだが、仕立てのよさとインナーの素材次第でこうも上品顔に。そのダメ押しの一手が、タック入りのグルカパンツ。スリムシルエットとタックのアクセントが、シンプルで終わらず旬な着こなしを演出してくれる。
ニット¥148,500(アヴァントワ/コロネット TEL:03-5216-6524)、シャツ¥44,000(オーラリー TEL:03-6427-7141)、パンツ¥55,000(イガラシ トラウザーズ)、シューズ¥50,600(ポルペッタ/ともにビームスF TEL:03-3470-3946)、眼鏡¥25,740(レイバン/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL:0120-990-307)
敢えてのタックインでディテールをチラ見せ。
2.ラフな開襟もブレザーとなら、ひとクセありなきちんと感を加味
開放感が漂う開襟シャツ。クラシカルなブレザーとなら敢えて襟を出さずに着こなすことで、粗野ではない知性ある洒落感をアピール。それが落ち着いた色合いともなればなおさらだ。インナーなしでは少々見えすぎなので、白Tシャツを挿して大人らしくまとめたいところ。
シャツ¥52,800(イレーヴ TEL:03-5785-6447)、Tシャツ¥19,800(ユーゲン/イデアス TEL:03-6869-4279)、パンツ¥88,000(ピーティー トリノ/PT JAPAN TEL:03-5485-0058)、シューズ¥80,300(ブルックスブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン TEL:0120-02-1818)
もちろん襟出しもOK。より爽やかな雰囲気に。
3.ドレッシーな着こなしも金ボタンが遊び心を垣間見せる
紺ブレとあれば上品な着こなしは王道中の王道。とはいえスーツよりもなじみよくカジュアルなため、金ボタンのアクセントがほどよい抜け感を与えてくれるのだ。ややフレアなボトムスと、質感あるローファーで、単なる懐古主義とは一線を画す旬な装いで楽しみたい。
ニット¥38,500(フィリッポ デ ローレンティス/トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)、パンツ¥39,600(エストネーション TEL:0120-503-971)、スカーフ¥19,800(ヴィンセンツォ ミオッツァ/ビームスF TEL:03-3470-3946)、シューズ¥269,500(ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン TEL:03-6267-6010)
独特な質感が大人の余裕を香らせる。
【特集 大人のジャケットスタイル】