1924年の誕生より、100周年を迎えたペンドルトンのウールシャツ。記念すべき2024年は、各時代を彩った傑作ウールシャツを復刻する。今回はその復刻コレクションより、いま大人が着るべき5枚を厳選。
1924年のアーカイブチェックシャツ
未脱脂のままの原毛により、保温性や撥水性、抗菌・防臭性といったウールが本来備える機能を最大限に引き出すヴァージンウールのみを厳選して仕立てられるペンドルトンのウールシャツ。その原点ともいえる1924年のオリジナルモデルを復刻。グレーベースのチェック柄は、前身頃がアシンメトリーなデザインに落とし込まれているため、シンプルな装いでもさり気なく主張することができる。
1924年のアーカイブチェックシャツ
同じく1924年の復刻モデルで、こちらは赤を貴重としたオンブレチェック柄が秀逸。その歴史と変遷から、ヴィンテージマニアたちをも虜にしているネームタグは、“PENDLETON”の文字が斜行する1960年代のものをベースに、100周年を記念して作られた新たなデザイン。
1992年アーカイブボードシャツ
1980年代後半から流行する渋カジを体験した大人にとって、アメリカ製にこだわるペンドルトンのウールシャツもまた、アメカジを象徴するアイコンのひとつ。このオープンカラー仕様のボードシャツは、1992年にリリースされた生地で復刻。大人になった今こそ、当時のモデルを肩肘張らずにさらりと着こなしたい。
1983年アーカイブボードシャツ
1980年代に日本に本格進出を果たしたペンドルトン。オリジナルボードシャツの特徴でもあるバイアスカットの胸ポケットとフラップが印象的なこちらは、当時リリースされた1983年モデルの生地を復刻。タグは2009年以降、“PENDLETON”の文字が斜行から直線に変更された現行のデザインが採用されている。
1961年アーカイブボードシャツ
1962年にリリースされたアメリカのロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズのアルバム『サーフィン・サファリ』のジャケットで、メンバーがペンドルトンのボードシャツを着用したことに端を発し、’60年代には西海岸で流行したサーフカルチャーのユニフォームとなったウールシャツ。こちらは、そのメンバーたちが着用していたモデルを忠実に再現した一枚。
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