コーディネイトに大人らしい品格を加えるテーラードジャケットは、ビジネスのみならずカジュアルまで浸透。そんなテーラードスタイルのお洒落なプラスαとして頼りになるのがインナーだ。インナーの選び方や魅せ方次第で、お洒落の幅もグッと広がるはず。今回は、パターンシャツを紹介。【特集 テーラード2023】
1. サンローラン／サラリと羽織れて様になるドット柄
柄モノのエントリーに最適なドット。シルク100％のボディ全面にデザインし、比翼仕立てがさらにモチーフを強調。とはいえ、モノトーンゆえ合わせやすく、パッド入りのジャケットが、サンローランらしいエッジを効かせる。
2. ジョルジオ アルマーニ／無骨なヘリンボーンをエレガントに着こなす好例
レギュラーフィットのシルクシャツ。光沢が豊かなシャツにあしらったのは、やや太めのヘリンボーンモチーフだ。無骨さを演出するヘリンボーンを、高級感溢れるルックスに仕上げている点は見事。しかもマザーオブパールのボタンが上品さに拍車をかける。ベーシックなジャケットもワンランク上にアップデートしてくれるはず。
3. セリーヌ オム／サラリと着流すだけで、モードな雰囲気はバッチリ
テロッとした質感が特徴のストライプシャツ。レーヨン100％のライトな風合いを持ちながらも、1着でも様になるウェスタンシャツデザインが秀逸。ルーズなシルエットではあるものの、すっきりとした襟回りに細身見えをかなえるストライプが、洗練された着姿を演出する。着丈も長すぎないので、タックアウトでの着こなしもお薦め。
この記事はGOETHE2023年11月号「総力特集：型にはまらない紳士服」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら
