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FASHION

2023.07.16

エルメス、フェンディ、最上級スイムウェア5選【まとめ】

夏本番! 2023年の最新&最上級のスイムウェアをまとめて紹介。※2023年6月掲載の【2023夏の最上級ギア】記事を再編。

夏の最上級スイムウェア5選ヨコ

1. エグゼクティブのビーチウェア、エトロのセットアップ

エトロのスイムウェア

サマーリゾートを満喫するうえで外せないのが、ビーチやプールで着用するスイムウェア。

普段着とは違い、人と差をつけるのはなかなか難しいアイテムだが、この夏に試してほしいのがエトロの新作である。

グラデーションが美しい水彩画のようなタッチで描かれたフローラル柄が、リラックスしたリゾートシーンにぴったりのスイムトランクスだが、注目なのは同じ柄のコットンシャツが用意されている点。

つまり、上下セットアップで着用できるのだ。上下セットで着るとインパクトがあり、洒脱に見えるが、同柄ゆえ悪目立ちすることはなく、周囲との差もつけられる。またそれぞれ単品でも着回せるので3通りの着こなしが楽しめ、旅の荷物の軽減にもつながる。

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2. 細部までこだわり抜いた、ロロ・ピアーナの最上級水着

ロロ・ピアーナのスイムウェア

「神は細部に宿る」とは、建築家ミース・ファン・デル・ローエをはじめ、物理学者アルベルト・アインシュタインや美術史家アビ・ヴァールブルクら、多くの偉人が引用してきた名言。それはあらゆる“美”に通底する普遍的言葉であると、ロロ・ピアーナのスイムトランクスを見るにつけ実感するだろう。

薄くしなやかなテクニカルファブリックにプリントしたレトロな花柄が目を引くが、ブランドカラーであるクンメルのドローコード先端には、サーフボードと浮き輪を象ったチャームをプラス。

フロントにはサングラスをかけるため、バックには吊るして干すためのループを設けるなど、使い勝手も隅々まで考慮されている。まさにディテールまでこだわり抜いた、美しきスイムウェアだ。

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3. ナイトプールにも! フェンディの水着

フェンディのスイムウェア

現在も天体観測や占星術などに用いられている黄道十二星座は、世界最古の文明と称される古代メソポタミア文明にまで起源を遡ることができるという。

つまり、5000年以上も人類に受け継がれてきたわけだが、そんな星空を巡る悠久のロマンが表現されているのがフェンディのスイムトランクスだ。

あたかも古代のフレスコ画のような、趣あるタッチの十二星座と星が白地に散りばめられ、夜空を連想させるネイビーで縁取られている。

両側のウエストポケットはジッパー付きなので、遊泳中に中身を失くす心配もない。

たとえば満天の星空の下、ビーチサイドや都会のホテルのナイトプールで着るのも、一興ではないだろうか。

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4. エルメスの機能的スイムウェア

エルメスのスイムウェア

フランスには“Art de Vivre(アール ドゥ ヴィーヴル)”という言葉がある。直訳すると「アートな暮らし」となるが、日常にも芸術性を求めるフランス人の美意識を表す言葉といえる。エルメスの新しいスイムトランクスは、まさにアール ドゥ ヴィーヴルを体現する1着だ。

デザイナーのアン=マルゴー・ラムシュタインが手がけ、エルメスのスカーフに用いられているデザイン「パズル・ヴェジェタル」を全面にプリント。

「植物のパズル」という名の通り、さまざまな植物にエルメスを象徴する馬のシルエットが彩り豊かなカモフラージュ柄のように重ね合わされ、まるで“着るモダンアート”のよう。

夏のスイムシーンに芸術的な彩りを添えてくれる逸品である。

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5. トム フォード、エグゼクティブのための最上水着

トム フォードのスイムウェア

世界は未曾有のパンデミックを克服しつつある。

バカンスにも気兼ねなく赴けるようになったが、そうした開放感も手伝い、メンズファッションは久々に鮮やかな色彩を纏おうとしている。トム フォードのスイムショーツは、そんな開放的な気分を代弁してくれるはずだ。

ピンクを基調としたデイジー柄が大胆にプリントされたスイムショーツは、フロントの持ち出しやサイドアジャスターなどクラシックなスタイル。

またレングスが短めであり、インパクトのある色柄ながら面積が小さいため、トライしやすいだろう。

エネルギッシュで明るい若々しさがあふれるこんな水着でバカンスを満喫すれば、身も心もリフレッシュされ、新たな活力を得られるに違いない。

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TEXT=竹石安宏(シティライツ)

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

STYLING=久保コウヘイ

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