絵本『えんとつ町のプペル』をはじめ、さまざまな書籍を出版している西野亮廣さん。今回は、西野亮廣さんが描いている絵本6選を紹介するほか、人気のビジネス書や小説、エッセー本、さらに発売前から話題沸騰の新刊『夢と金』についてもまとめた。西野亮廣さんの書籍に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
西野亮廣の人気の「絵本」6選
まずは、西野亮廣さんが出版している人気の絵本6選を紹介する。有名作品『えんとつ町のプペル』も紹介しているので、ぜひチェックしてもらいたい。
1:えんとつ町のプペル(幻冬舎)
『えんとつ町のプペル』は2016年10月に出版された絵本で、主人公の「ルビッチ」がゴミから生まれたゴミ人間「プペル」とともに、さまざまな冒険を繰り広げていく物語だ。ルビッチの成長や、プペルとの友情が生まれていく姿を楽しめる。この絵本は映画化もされており、製作総指揮・原作・脚本を本人が手がけ、監督は廣田裕介が務めた。声優陣も窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾と豪華な顔ぶれで、全国で大ヒットしたことでも知られている。
2:みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花(幻冬舎)
『みにくいマルコ』は2021年5月に出版された絵本で、『えんとつ町のプペル』のスピンオフ作品である。えんとつ町の数年後の様子を描いた作品で、主人公「マルコ」の甘く切ない恋物語を楽しめる。醜いモンスターのマルコと、可愛らしい少女の許されない恋を優しいタッチの絵で表現した絵本だ。
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3:TICKTOCK~約束の時計台(幻冬舎)
『TICKTOCK~約束の時計台』は2019年4月に出版された絵本で、森の中にある大きな時計台が舞台になっている。そこには「チックタック」が住んでおり、時計はなぜか11時59分で止まったままだ。その時計台に隠された秘密や、チックタックの切ない心情を描いた作品。美しくも切ない、壮大なストーリーを楽しめる。
4:ほんやのポンチョ(幻冬舎)
『ほんやのポンチョ』は2018年12月に出版された絵本で、不器用な本屋さん「ポンチョ」が成長する姿を楽しめる。不器用なポンチョは本が大好きだが、商売自体は上手くいかない。そんなとき本屋を訪れた少女がきっかけで、ポンチョのお店は徐々に繁盛していく。
5:オルゴールワールド(幻冬舎)
『オルゴールワールド』は2012年11月に出版された絵本で、タモリさんが発案者である。タモリさんから聞いた話を西野亮廣さんが物語にまとめ、黒ペン1本で作品に仕立て上げている。主人公は50年かけてラッパを作った「カンパネラ」と、美しい音楽を知っている少女。2人が作り上げる感動のストーリーを楽しめる。
6:Zip&Candy ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス(幻冬舎)
『Zip&Candy ジップ&キャンディ』は、2010年11月に出版された絵本で、新型ロボット「ジップ」と旧型ロボット「キャンディ」の恋物語が描かれている。素朴なタッチの絵と2人に待ち受ける残酷な運命に、涙する読者も多いだろう。子供だけでなく、大人も真剣に読みたくなる人気の作品である。
7:Dr.インクの星空キネマ(幻冬舎)
『Dr.インクの星空キネマ』は、2009年1月に出版された西野亮廣さんのデビュー作。「どうして星は流れるの?」「どうして人は夢を見るの?」毎日夜空を見上げる孤独な人たちが、小さな幸せを見つける感動のファンタジー作品。星をテーマにした世界を描く、オムニバス形式の4部構成になっている。
西野亮廣の人気の「ビジネス書」6選
西野亮廣さんは絵本だけでなく、多くのビジネス書も出版している。ここでは、人気のビジネス書6選を紹介する。
1:夢と金(幻冬舎)
『夢と金』は約3年ぶりに出版されるビジネス書であり、2023年4月に発売予定となっている。お金が理由で苦しみ、夢を諦める子供たち、そして、お金の教育が苦手なお父さんやお母さん、学校の先生に向けて「夢を繋ぐためのお金の作り方・稼ぎ方・向き合い方」をテーマに執筆している。
2:新・魔法のコンパス(KADOKAWA)
2019年5月に出版された『新・魔法のコンパス』は、自身のエピソードを語りながらビジネスについて教えてくれる本である。ビジネス書でありながら非常に読みやすく、面白いタイトルに惹かれて購入する人も多くいる。これから生きていく上でのヒントが欲しい方におすすめだ。
3:新世界(KADOKAWA)
2018年11月に出版した『新世界』は、「一歩踏み出す為に必要な情報」を教えてくれる作品だ。これからを生きていく若い世代に向けたメッセージが詰まっており、深く考えさせられる。自身が活動してきた内容もたっぷり収録されており、読み応えのある1冊だ。
4:バカとつき合うな(徳間書店)
『バカとつき合うな』は、2018年10月に堀江貴文さんと共に出版したビジネス書である。背中を押してくれる、勇気をくれるような内容がギッシリ詰まっている。2人それぞれの考え方やメッセージが記載されており、ビジネス書が苦手でもスラスラ読み進められるのが魅力だ。
5:革命のファンファーレ(幻冬舎)
2017年10月に出版した『革命のファンファーレ』は、お金の作り方と使い方について学べるビジネス書。実際にビジネスで成功している西野亮廣さんだから言える言葉や戦略がたっぷり詰め込まれている。お金と広告についても触れており、広告戦略について知りたいマーケターにもおすすめだ。
6:魔法のコンパス 道なき道の歩き方(KADOKAWA)
『魔法のコンパス』は2016年8月に出版されたビジネス書で、2019年には続編も発売されている。お金や仕事のことはもちろん、常識の覆し方など面白い内容も記載されている本だ。さまざまな分野で成功している西野亮廣さんのリアルな話を読みながら、成功への一歩を踏み出せる。
西野亮廣の人気の「小説/エッセー」3選
ここでは、西野亮廣さんが出版している人気の小説やエッセー本3選を紹介する。
1:ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある(KADOKAWA)
2020年12月に出版された『ゴミ人間』は、今まで苦しい思いをしてきた西野亮廣さんの本音が垣間見える作品だ。『えんとつ町のプペル』の裏話も書かれており、絵本ファンも楽しく読める。自分の夢を叶えるため、世間からのバッシングを受けながらも諦めなかった西野亮廣さんのすごさがわかる。
2:嫌われ西野、ニューヨークへ行く(宝島社)
2013年8月に出版された『嫌われ西野、ニューヨークへ行く』では、ニューヨークで行われた絵本原画展の全貌を知ることができる。制作過程や原画展開催までの苦労、閉幕までの一部始終を見られる本だ。また、西野亮廣さんに行ったインタビューも掲載。
3:グッド・コマーシャル(幻冬舎)
『グッド・コマーシャル』は2013年5月に出版された小説で、借金に苦しむゴーストライターの青春サスペンスを描いた作品だ。人質を取って立てこもった主人公は、異常なほど従順な人質の女性に困惑。そんな2人のストーリーを描いた魅力あふれる小説だ。
まとめ
今回は、西野亮廣さんが出版している人気作品について紹介した。絵本は子供から大人まで楽しめるものが多く、ビジネス書では革新者ならではのエピソードやお金にまつわるヒントが貰える。どの作品も魅力的で読み応えがあるので、ぜひ気になる作品をチェックしてみてほしい。
西野亮廣/Akihiro Nishino
1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』、ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』があり、すべてベストセラ―に。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、国内のみならず海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。ビジネス書最新刊『夢と金』が2023年4月19日発売。
Q&A
2023年の西野亮廣のおすすめ人気作品は何?
2016年発売以来ロングセラーとなっている絵本『えんとつ町のプペル』ほか、2023年4月に発売されたビジネス書『夢と金』は20万部を突破している。
「えんとつ町のプペル」は映画化されているのか?
絵本『えんとつ町のプペル』は2019年に映画化され、全国で大ヒットした。
西野亮廣の作品を読むことで得られる情報や学びとは?
西野亮廣の作品は、彼独自の考え方や哲学を反映しており、読者にとっての学びや気づきを与える。