大幅な進化を遂げた、アウディ電動GTの最新機。スーパーカーにも遜色ない圧倒的なパフォーマンスを誇りながら、静けさのなかに680kWのシステム最高出力を秘め、一充電走行距離631km(WLTC)で長距離を優雅に駆ける。研ぎ澄まされたグランツーリスモとしての佇まいを備え、ビジネスもロングトリップも、日常も非日常もシームレスに楽しむ大人にふさわしい、新しい価値体験を纏ったラグジュアリーEVサルーンである。

GTサルーンで整う“いい”旅時間
東京から京都へ。片道およそ500㎞のロングドライブを、電動quattroを備える「Audi RS e-tron GT performance」で走った。目的地は京都の伝統とタイのホスピタリティが融合するホテル、デュシタニ京都。移動と滞在がシームレスにつながる場所でもある。
まず目を奪われるのは、体躯だ。4ドアセダンでありながら、ただならぬ威風を纏う。スマートキーからドアロックを解除すると、低く構えたボディがすっと持ち上がる。乗りこむ前から、このクルマは特別だった。
走りだすと、印象は一転する。キャビンは驚くほど静かで、乗り味は終始フラットライド。どの速度域でも姿勢を乱さず、路面のギャップもしなやかにいなす。車窓に緑が増えるにつれ、車内の静けさはいっそう深まる。忙しいエグゼクティブにとってこうした余白は必要だ。
だが、その静けさには別の顔が潜む。「RS MODE」と「BOOST」のレッドスイッチが備わるステアリングからブーストを押し、アクセルを踏みこむ。するとGTサルーンが一気に覚醒。0-100㎞/h加速2.5秒、思わずペダルを戻してしまうほどの刹那の加速。それでいて、何事もなかったかのように平然としている。静けさと暴力的な速さを宿す、モンスター級の電動スーパーカーだ。
梅雨時の低気圧、その前線を越える道中では豪雨にも見舞われた。路面に水が浮くなか慎重に走る。車内は静かで、quattroの安定感も相まって恐怖心は膨らまない。WLTCモードで631㎞の一充電走行距離を謳うこのクルマは、東京から京都まで無充電も視野に入る。途中、刈谷PAで150kW急速充電を30分ほど行うと、走行可能距離は400㎞少しまで回復。充電は旅を整える句読点になる。
京都に着いた時、不思議と身体に疲れは残っていなかった。GT旅が消耗ではなく回復になる感覚。そんな新しい移動の価値を教えてくれた。
Audi RS e-tron GT performance

ボディサイズ:全長4995×全幅1965×全高1380mm
ホイールベース:2900mm
車両重量:2340kg
駆動方式:quattro(4WD)
パワートレイン:前後2基の電気モーター
システム最高出力:680kW
システム最大トルク:1027Nm
一充電走行距離(WLTCモード):631km
バッテリー容量:105kWh
価格:¥24,700,000
問い合わせ
アウディ コミュニケーションセンター TEL:0120-598-106




