CAR

2026.01.10

BYD、日本市場を揺るがす398万円〜のハイスペックPHEV「シーライオン6」の実力とは

2024年のBYDのグローバル販売台数は427万台と世界第6位。ただし注目すべきはそのスケールよりも、プラグインハイブリッド車(PHEV)が248万台、EVが176万台という内訳で、世界一の電動車両メーカーということ。日本ではEVだけを販売してきたBYDが満を持して導入するPHEVは、バッテリー技術で地位を確立したBYDらしい1台だ。

BYD SEALION 6
BYD独自のスーパーハイブリッド「DM-i」を搭載する。

スーパーハイブリッドなクルマ

2025年秋の「ジャパンモビリティショー2025」では、BYDが意気軒昂たる姿を見せた。日本専用に開発したEV軽自動車、最高速度496.22㎞/hという世界最速のEVスーパーカー、商用車では大阪・関西万博でも活躍したEVバスなど、あらゆる分野で存在感を示していた。BYDの車両は、かつて日本車が市場を席巻した1989年を思わせるものがあった。ただし、当時の日本車と共通しているのは勢いがあるということだけではない。確かな技術があるという点でも通じている。

1989年の日本車は、日産「スカイラインGT-R」の独自の4駆システムや、ホンダ「NSX」のアルミモノコックボディといった革新的な技術で世界を席巻した。2025年のBYDもまた、先進的なバッテリー技術を軸に躍進している。そして「ジャパンモビリティショー2025」に展示されていたプラグインハイブリッド車(PHEV)の「シーライオン6」が、ついに日本市場へ導入される。

「シーライオン6」はミドルサイズのSUVで、モーター駆動を基本としながら、エンジンが補佐する仕組み。外部電源からの充電が可能で満充電だと約100㎞のEV走行が可能だ。モーターとバッテリーの優秀さと快適な乗り心地、そして上質なインテリアの作りこみは、ひと足早く日本に導入されたEVの「シーライオン7」で証明済み。そこに、充電や航続距離の不安がないハイブリッドシステムが加わった。

ちなみに、定評のあるモーターとバッテリーはもちろん、世界最高水準の熱効率をうたうガソリンエンジンもすべて自社製。日本ではEVだけを販売してきたBYDだが、グローバルで見るとEVよりPHEVの販売台数のほうが多く、累計700万台以上を送りだしている。つまりグローバル市場からお墨付きを得ているPHEVなのだ。

「黒船来航」と煽るつもりはない。しかし、このハイスペックでこのプライスは、驚異であると同時に脅威でもある。

BYD SEALION 6

BYD SEALION 6
<SPEC>
エンジン:1.5L
ボディサイズ:全長4775×全幅1890×全高1670mm
システム出力:エンジン72kW+モーター145kW
システムトルク:エンジン122Nm+モーター300Nm
駆動方式:前輪駆動
EV航続距離:100km
価格:¥3,982,000~

問い合わせ
BYD JAPAN TEL:0120-807-551

TEXT=サトータケシ

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