GOURMET

2026.04.10

ザ・ペニンシュラ東京「Peter」がモダンフレンチへ。和の出汁が奏でる軽やかな美食体験

昨今、ホテルダイニングの精度が著しく高まっている。食を目指して旅をすることがスタンダードとなった今、料理やホスピタリティに心身が満たされる美食の空間へ。今回は、ザ・ペニンシュラ東京の「Peter(ピーター)」を紹介する。【特集 最先端ラグジュアリーホテル】

「Peter」の茶碗蒸し
「北海道産 毛蟹 茶碗蒸しのインスピレーション」。昆布とカニ出汁を使用。フランスの卵料理、フランと茶碗蒸しを融合させた華やかなひと皿。

出汁や旬の食材を取り入れた洗練の料理に心身が浄化

日本の食材を丁寧に取り入れる外国人シェフは少なくないが、出汁文化に着目し、モダンかつ軽やかなフランス料理を表現するのがザ・ペニンシュラ東京内の「Peter」で腕を揮うヨハン・ダコスタ氏だ。

昨年10月にステーキ&グリルから“モダンフレンチ”へとコンセプトを一新。10年以上前に北海道ニセコでも暮らしていたシェフとあって、見た目も美しい料理からは日本の食文化への造詣の深さがうかがえる。鶏や昆布の出汁は、味に奥行きを出すだけではなく「食欲をそそるもの」と考え、前菜やメインにも活用。また、苦みや酸味のバランスを考えた季節野菜、ハーブ使いも軽妙だ。

昼のシグネチャーコースでは4品だが、バターや砂糖の使用を極力控えた料理は満足感がありながら胃もたれは皆無。フランスと日本料理の融合をテーマに考案した茶碗蒸しは旬のカニがたっぷりで見た目も華やか。魚料理は春の訪れを感じさせる彩りとガラス窓越しに広がる緑の風景がリンクし、清々しさもひとしおだ。

食前やアフターランチは併設する「Peterバー」で薬膳を使ったオリジナルカクテルを。食を通して、心地よく整う感覚にゆっくりと浸りたい。

ザ・ペニンシュラ東京Peter/ピーター
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 24F
TEL:03-6270-2888
営業時間:11:30〜L.O.13:45、17:30〜L.O.21:00
座席数:90席、個室1室(最大12名)

【特集 最先端ラグジュアリーホテル】

この記事はGOETHE 2026年5月号「総力特集:HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=八木竜馬

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