昨今、ホテルダイニングの精度が著しく高まっている。食を目指して旅をすることがスタンダードとなった今、料理やホスピタリティに心身が満たされる美食の空間へ。今回は、アマン京都の「鷹庵」を紹介する。【特集 最先端ラグジュアリーホテル】

京都が誇る牛肉文化を懐石料理のコースで
古くから牛肉文化が根づく京都。但馬や近江、松阪などの名産地に近いことがその理由のひとつだが、実は京都府内にも国宝ならぬ“肉宝”と誉れ高い肉牛が存在する。
歴史的景勝地である鷹峯三山の麓に佇むアマン京都内で訪れる食通の心を摑んでいるのが「鷹庵」。金沢から世界に日本料理の心を発信する「銭屋」の2代目当主、髙木慎一朗氏が指揮を執る店として開業当初から話題を集めた。
海外からのゲストも多いラグジュアリーホテルでは必ずベジタリアンメニューを用意しているが、天下の肉処という地の利を生かし、この3月から牛肉に全振りしたランチコースが登場。主役となるのは髙木氏が「心を射抜かれた」という京丹波の平井牛だ。地下150mから汲み上げた天然水を飲みながら育つ牛の肉を見てみれば断面は白桃色に輝き、まさに“宝”のような麗しさ。清らかな脂としなやかな肉質を備えた希少牛を心ゆくまで堪能してほしいと考案されたコースは全5品で構成される。
豊かな旨味を閉じこめながら炭火で焼き上げるパティや美しく敷き詰められた贅沢な“牛肉重”を味わえば、身体の内側からエネルギーが漲るのを感じるはずだ。
アマン京都|鷹庵/Taka-An
住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1
TEL:075-496-1335
営業時間:12:00〜L.O.13:00、18:00〜L.O.20:00
座席数:22席、半個室2室(最大6名)
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