食に対して圧倒的な情熱とこだわりを持つ秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強にして超最新レストランガイド「ゲーテイスト2025」。ライヴリーに五感で味わう「カウンター」店から、今回は東京・代々木八幡の「brutto(ブルット)」をご紹介。

中田「ライヴ感溢れる幅広のロングカウンターに気分が高揚します」
オープンキッチンの活気が伝わる迫力のカウンターを備えたイタリアン。19歳で料理の道に入り、ピエモンテなどで修業を積んだシェフが惚れこんだ食材を使った料理をアラカルトで。食の愉しみがワイドに広がる。
中田 短期間で何度もリピートしているイタリアン。幅広のロングカウンターが特徴的です。店名はイタリア語で“不細工”という意味なのですが、料理には技術とアイデアと真心が感じられて、むしろカッコいいお店だと思います。
小山 僕は個室にうかがわせていただいたのですが、とてもいいですよね。全国から仕入れた食材をすごく自然に取り入れていて。自家製パンも美味しくて一度でファンになりました。
秋元 これはよさそうだなあ。
中田 秋元さんもお好きだと思いますよ(笑)。極厚にカットした佐渡島の本マグロのカルパッチョやパスタも美味しいです。
小山 ワインは持ちこみ可ですが、北海道のワインも豊富に揃えているそうです。飲んで食べて1万5000円くらいというのも今の気分に合っています。
中田 僕の我儘ですが、あとは予約が取りづらい店にならないことを祈るばかりです(笑)。
この記事はGOETHE 2025年9月号「特集:陶酔レストラン ゲーテイスト2025」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら