最先端のナイトラウンジは、三つ星シェフが手がけるフードやツイストの効いたドリンクなど、一流の遊び心が満載。選ばれし大人たちが集まる社交場で、夏の夜の空気を満喫したい。今回は東京・銀座の「Punch Room(パンチ ルーム)」をご紹介。【連載 仕事に効くレストラン】
パンチボウルが輝くエディションの名物バー
「Punch Room」は2013年にロンドンに1号店が誕生したラグジュアリーライフスタイルホテルブランド、エディションのシグネチャーバー。プロデューサーであるイアン・シュレーガーは、1980年代にモーガンズニューヨークなどのデザインホテルをヒットさせ、ホテルのロビーを社交場として流行らせた仕掛人。そんな彼のDNAを受け継ぐこのバーの主役は、シェアして楽しむことでゲスト同士の交流を深める「パンチカクテル」だ。
メニューは世界各地の伝統にヒモづけられており、2024年3月にオープンした世界で8番目となる東京の「Punch Room」では、「居酒屋と日本のスパイス」「舞妓とオリーブ」など5つのテーマに沿って日本の文化と素材を掛け合わせたパンチカクテルが用意されている。
「パンチの語源はインドで5を意味するパンチャ。どのパンチカクテルにも必ず柱となる5種類の素材を使うようにしています」と話すのは、海外経験も豊富なマネージャーで、自らシェーカーを振る川久保安寛氏。
仄暗い空間に輝くシルバーのボウルからパンチカクテルを酌み交わし、洒落たバーフードとともに都会の夜を満喫したい。
Punch Room/パンチ ルーム
住所:東京都中央区銀座2-8-13 東京エディション銀座2F
TEL:03-6228-7400
営業時間:火~木曜18:00~24:00、金・土曜18:00~26:00
定休日:日・月曜
座席数:86席
料金:パンチカクテル¥2,300~