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2023.02.21

ゴールド バー アット エディション|神谷町のホテル内に潜む大人の社交場で、アートな一杯を!

断言しよう。今、自分のレストランリストに入れておくべきはカウンターの店だ。なかでもクリエイティヴなカクテルを提供するバーは絶対に行きつけにしておきたい。通えば通うほどパワーチャージできる、唯一無二のカクテルバーから、今回は神谷町の「Gold Bar at EDITION(ゴールド バー アット エディション)」を紹介する。

神谷町「GOLD BAR at Edition」のカウンター

異国のバーを彷彿とさせる

「エディション」はニュークの伝説的ホテリエ、イアン・シュレーガー氏がプロデュースに携わるホテルとあり、この『ゴールド バー アット エディション』もシュレーガー氏らしい社交場的な空間だ。

ホテル1階の黒いファサードに溶けこんだ扉には看板がなく、秘密めいた雰囲気。広々とした空間にブース席やソファ席が並ぶ店内は心地よい闇に包まれ、ゆったりしたジャズやソウル、R&Bが大きめの音量で流れている。DJが入る週末の夜には20〜30代のゲストも増え、21時を過ぎると音量が上がってパーティのような活気が充満。そんな夜の空気を気軽に楽しみたい人には、店内の一番奥のカウンターが人気だ。

神谷町「GOLD BAR at Edition」のワカさん

バーテンダー、ワカさん。シェーカーをふるとタトゥーの入った腕が暗闇に映える。

ディレクターの齋藤秀幸氏が手がけるドリンクのインスピレーション源は、1860年代から禁酒法施行(1920年)まで続いたアメリカのカクテル黄金時代。バーテンディングが躍進的に進化したこの時代には、「サワー」「フィズ」「パンチ」「ジュレップ」といった人気のスタイルが確立し、クラシックカクテルが誕生した。そのひとつ「オールドファッション」は、香り高く飲み応えがあり、ウイスキー好きの男性に好評。

シグネチャーカクテルは定期的に変更され、2023年初春には二面性を表現した16種類が登場。画家ピカソの二面性を題材としたカクテルのひとつ「レボリューショニスト」は、フレッシュなビーツのジュースとフランス産スピリッツやリキュールを合わせ、仕上げにキュビズムのアートを連想させる3色のオイルを垂らしたもの。ピカソの違う一面を表現したカクテルだ。

東京の夜を彩る社交場を楽しみたい。

神谷町「GOLD BAR at Edition」のカクテル「レボリューショニスト」」

「レボリューショニスト」¥2,400。ラム、カルヴァドス、ベルモット、ビーツ、フランスの薬草系リキュール、柑橘、卵白を使用。

神谷町「GOLD BAR at Edition」のカクテル「オールドファッション」

外国人に人気のバーボン、ウッドフォードリザーブにアンゴスチュラビターズと砂糖を加えた「オールドファッション」¥2,200。

ゴールド バー アット エディション/Gold Bar at EDITION
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 東京エディション1F
TEL:03-5422-1630
営業時間:火〜木曜18:00〜翌1:00、金・土曜、祝前日18:00〜翌2:00
定休日:日・月曜
座席数:87席(カウンター6席)
料金:カクテル ¥2,200〜、チャージなし

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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