GOURMET

2022.06.27

GUCCI OSTERIA da Massimo Bottura Tokyo|銀座の最上階で楽しむ世界のべストシェフ

食に対して尋常ではない情熱を傾ける、秋元康小山薫堂、中田英寿、見城徹が厳選したとっておきの店を紹介する、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2022」。気鋭のシェフ、敏腕プロデューサーが手がけた話題のレストランをご紹介。最先端の東京がここにある。【Part4:名人の店】

GUCCI OSTERIA da Massimo Bottura Tokyo

「うなぎ イタリアへの旅」(10品¥25,000のディナーコースより)。

小山薫堂「イタリア人シェフが作るパスタが美味しくて、旅した気分も楽しめる」

伝統的なイタリア料理にクリエイティヴィティやエレガンス、遊び心を織りこんだコンテンポラリーレストラン『グッチ オステリア』の世界3店目。世界のベストレストラン50で2度も世界一に選ばれた『オステリア フランチェスカーナ』のマッシモ・ボットゥーラ氏が監修。日本ではアントニオ・イアコヴィエッロ氏が腕を振るう。

ラーメンになりたいパルミジャーナ

日本のラーメンに着想を得たパスタ「ラーメンになりたいパルミジャーナ」(8品¥15,000以上のディナーコースより)。

 グッチのビルにあるの?

 最上階にあるんです。インテリアもグッチっぽくて、ポップなんだけど伝統的な感じ。日本の琳派に通じる上質なポップさですね。海外に行けない今、イタリア人のシェフがいるレストランに行くと、ちょっとした旅行気分が味わえていいな、と思いました。料理も美味しくて、特にパスタがよかったです。

リーナおばあちゃんのジェノベーゼ ラヴィオリ

伝統的なイタリア料理のレシピを現代的にアレンジしたアラカルトのパスタ「リーナおばあちゃんのジェノベーゼ ラヴィオリ」。

 シンプルな料理が美味しいですよね。先端技術をこういう風にやるイタリアンって、昔はあまりなかったと思います。

 シェフはイタリアの伝統を尊重しつつ、日本も取り入れています。例えば「ラーメンになりたいパルミジャーナ」はラーメンみたいな手打ちパスタにナスのブロードを注いで食べるんですけど、シェフの故郷の南イタリアの味とラーメンが融合していて面白いですね。

アントニオ・イアコヴィエッロ氏

ヘッドシェフのアントニオ・イアコヴィエッロ氏は、アラン・デュカス氏やレネ・ゼネピ氏など、世界的なシェフの下で修業した料理人。

 

グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ

メインダイニングの奥に位置する個室「Room of Mirrors」。

​​グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ
住所:東京都中央区銀座6-2-12 グッチ並木4F
TEL:03-6264-6606
営業時間:ランチ11:30〜14:30(日曜〜15:30)、ディナー18:00〜23:00、アペリティーヴォ16:00〜18:00(月〜土曜、テラス席のみ)、バー18:00〜23:00(月〜土曜、テラス席のみ)※テラス席は雨天、冬期はクローズ
定休日:不定休
座席数:メインダイニング48席、テラス12席
料金:コース/ランチ¥10,000〜、ディナー¥15,000〜

【ゲーテイスト2022】
「秘密の店」
「和の神髄」
「洋の絢爛」
「名人の店」
「弩級な鮨」
「肉の魔力」

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=Hiroki Kobayashi

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ1月号』が2024年11月25日に発売となる。今回の特集は“シャンパーニュの魔力”。日本とシャンパーニュの親和性の高さの理由に迫る。表紙は三代目 J SOUL BROTHERS。メンバー同士がお互いを撮り下ろした、貴重なビジュアルカットは必見だ。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる